君と歩いた道

2017年に公立中高一貫校に入学した娘は、2023年に大学生になりました。

2020-01-01から1年間の記事一覧

あじさい寺と父の記憶

雨に濡れる紫陽花は、発色が輝くようにきれいですよね。先日、娘と一緒に観に行ってきました。考えてみたら、紫陽花の季節にあじさい寺に行ったことが今まであったかどうか、記憶は頼りなく、今の年頃の娘と行きたいなと少し前から思っていました。 探したの…

今年度のゆくえ

zoomを使った双方向オンライン授業がスタートして1か月余り。休校期間中は実家で私の弟のPCを借り、自宅に戻ってから分散登校中はiPadを使い、ほぼ順調に参加できているようです。 とはいえ娘は、zoom大好きというわけではないですね。zoomは自分がどアップ…

学校再開とソーシャルディスタンス

ただいま6月第1週です。修了式と始業式は出ましたが、実質3か月ぶりの学校再開。最初は分散登校で、娘も先週から学校に行っています。感染が出るだろうことは前提で、それをできるだけ拡げないように、それぞれが感染しないように気をつけながら、という始動…

苦しいときの寅さん頼み

苦しいときこそ、笑うことを求めているような気がします。気分が切り替わるスイッチがあるとすれば、それは笑うことではないかと。笑うことによって、重く立ち込めていた靄が急に晴れてくる、そんなふうに感じることがあります。ひとりでいるときは尚更です…

新しい日常に向けて

緊急事態宣言が解除されてみたら、2週間ごとに段階的な制限緩和と言われていたのとはちょっと違う雲行き。2週間どころか1日で次のステップに進んでいます。あれよあれよと緩和されていきそうで、一か八かのような流れに不安を感じます。 営業をこれ以上制限…

新しい学校生活と部活の今後を考えてみた

緊急事態宣言の解除と学校生活の再開に際して、クリアにしたいこと。 一つは、必要な人が医療機関にかかることができて、もれなく検査と治療を受けられる体制がどの程度進んだのか。どの程度進むのか。感染が拡大する前から検査と医療現場の整備が必要だと言…

オンライン診療までのプロセスと診察券の整理

オンライン診療を導入する医療機関が、徐々に増えていきそうです。初診から処方薬の受け取りまで、外出せず自宅で完結を可能とする医療機関もありますが、それが標準ではないようなので、その可否を含め実際に受けるとなるとどういうプロセスになるのかなと…

旧ブログの閉鎖と振り返り

2017年6月、娘の小学校卒業と公立中高一貫校入学の節目の記念に、初めてブログを開設しました。ブログのイロハもわかりませんでしたが、記録を残して思考の整理ができるのはブログかなと考え、思い立ったが吉日と挑戦しました。 2019年9月、ブログの移転を決…

こどもの日の菖蒲湯

昨日は、私は出勤でした。といっても会社は休業日で、緊急のための電話番です。かかってきた電話は1本でした。1本もかかってこないと予想していましたが、当てがハズレました。 職場から昨日の出勤を要請されたとき、こどもの日に出勤ということで、私はちょ…

ウィルスとの共生

5月6日までという期限付きで、国の緊急事態宣言が発出されたのが4月7日。PCR検査の1日の実施件数を2万件に増やすと安倍さんが表明したのが、宣言の前日の4月6日。この時点で、国内で最初の感染者が確認されてから2か月以上経過していました。すでに遅いので…

教育の機会均等とオンライン授業の実用化

大学だと、3月の時点で休校期間が長引くことを想定し準備を始め、4月初旬からオンライン授業を速やかに導入した学校もありましたね。少なくとも4月が終わる時点では、導入する大学が徐々に増えてきたように見えます。 先見性の価値を痛感しますね。横並びに…

個人的に考えること

「個人的には」と前置きして、自分の考えを述べる声が最近よく聞かれるのですよね。あまりにも頻繁に耳にするので、私の中ですっかり流行語になってしまい、思い切った考えを何としても相手に伝えたいときに、私も「個人的には」と言ってみることが増えまし…

これが日常

何書こうかなあ・・と思うわけです。そして思い浮かんだことを、書き留めておきたいことを、とりあえず書き始める。ある程度書いて、これは公開できるか、公開していいのか、なんて考えて、結果ボツになる記事が多発する今日この頃です。 読んでくださる方に…

ひとり親にとっての仕事

有事こそ、初心を思い出します。娘を育てること、娘の健康と安全を最優先すること、それが私のスタンダード。 娘にとって私はたったひとりの親であると同時に、世帯主、生計維持者です。仕事さえあれば、娘の生活と教育を担保できる。そう考え、とにかく働い…

始業式をめぐって

新学期が始まる前の先週、休校期間延長の動きを固唾を呑んで見守っていました。当然延長ですよね、延長以外の選択肢はないですよね、と祈る思いでしたから、その決定に胸を撫で下ろしました。しかしそれも束の間、学校からの書面をよくよく読むと、始業式と…

義務教育終了を噛みしめつつドラマ『鈴木先生』を観る

今朝は雪が降りました。寒いはずだと思ったら、日中も気温が上がらず1℃とか。手足が冷え切って、ヒーターから離れられずに寒さを凌いでいます。 あと2日で、娘の義務教育期間が終わります。終わるときは終わる。マル子医療証ともサヨナラです。次の日には高…

中3修了式を前にして考えたこと

今週は久しぶりに駅前で、近所の女子校の制服姿の生徒たちを見かけました。休校を切り上げるか、いつまで続けるかなど、地域によって判断や決断が分かれるだけではなく、同じ地域内でも学校によって分かれるというのは興味深いポイントです。 娘の学校では、…

暇なので

娘の学校の休校措置が始まって2週間。最初の1週間も長かったですが、2週間も長かったです。その間に見えてきたことは、ウィルス流行のピークアウトがいつになるかなど先が見えないということ。当分見通しは立たず長引きそうです。 娘は私の実家で過ごして…

浴室換気扇の交換と賃貸設備の管理など

アパートの設備の話題です。今年に入ってから、寝室とダイニングの照明器具、ガス給湯器と交換してもらってきましたが、次は浴室換気扇の交換です。 築35年の物件に10年以上住んでいますから、設備で不具合とまではいかなくても気になるところはそこそこあり…

東京大空襲とは

東京大空襲とは(東京大空襲・戦災資料センター)https://tokyo-sensai.net/about/tokyoraids/ 今日は、東京の空襲の中でも特に甚大な被害を出した下町空襲の日です。戦争を知る生活者の方々のお話を、聴いたり読んだりできることはありがたいことです。 空…

どさくさに紛れて飛んで埼玉

『飛んで埼玉』は昨年公開の映画作品です。 ちょうど公開当時、知人に「最近何か映画観た?」と尋ねたら、この作品名が返ってきました。知人はそうそうそうと思い出したように笑って、友達に勧められて観に行ったと言うので、私も機会があったら観たいと思っ…

今できること

皆様、お疲れ様です。新型コロナ感染予防のために何ができるのか、考えに考えていたらブログの更新が止まっていました。 手洗いとうがいはもとより、流行前からのマスクの備蓄が日に日に減っていくけれど相変わらず売り切れで買えず、消毒用アルコールも買え…

小中学生の剣道大会

過日、娘の剣道教室の大会に行ってきました。新型コロナウィルスの感染拡大をめぐって開催がどうなるか危ぶまれていましたが、感染症予防の注意喚起とともに、関係者の方々のご協力のもと開催されました。 娘にとって最後の大会です。卒業まで続けてこられた…

公立中高一貫校から高校受験

娘の同期の子が、外部の高校を受験したそうだと聞きました。受検生の頃から、風の噂で優秀な子だと聞いて名前は知っていました。 地元の公立中学などに転校しないで、在籍したまま受験するという選択肢もあるんだなと驚きました。公立高校を受験するなら内申…

娘心と春の空

多感な中3女子にとって、一日一日が怒涛のような濃密な季節です。特上の笑顔を見せたかと思えば、急にとげとげしい言動が飛び出してきたりと、ご機嫌がコロコロ変わります。ですから、私はボーッとしていると翻弄されることの連続です。 親からすれば、どん…

通勤途中の信号待ちで

朝の通勤途中のことです。横断歩道の信号待ちで、保育園に向かうらしきパパと男の子の二人連れを見かけました。やさしそうなパパとかわいらしい男の子です。 男の子がパパの腰にしがみついて「抱っこ、抱っこ」とせがんでいます。パパは男の子の顔を見つめな…

中3の娘へ贈る中島みゆき

その名も『Singles』、中島みゆきのコレクションアルバムです。1975年〜1986年に録音された、1stシングルAB面から20thシングルAB面までの40曲が収められています。私は当時のみゆきさんを10代の頃に聴いていました。素直というか正直というか、言葉にしにく…

地元神社に初詣できた

お正月に初詣はしているのですが、今回は地元神社に初詣です。年末年始の帰省から帰ったらすぐに行こうと思いながら、延び延びになってしまい気づいたら2月。 休日の部活帰りに途中で待ち合わせて、ランチと買い物をしてその帰り道。神社の前を通りかかった…

情報収集に潜む危険と罪深さ

情報収集は能動的な行為ではあるけれど、その情報を集めるとき人は無意識に、自分の考えを後押ししてくれる情報を探しているように思います。自分の理論や直感を裏づけてくれる情報に、目が向きやすいのです。そこに公平な視点はないのだろうなと。 だから、…

最後の児童手当と特定扶養控除

とうとう最後の児童手当が振り込まれました。これが最後かと思うと、娘の成長を振り返り感慨深くなったり、これからの教育費のことが不安になったりです。 今年から特定扶養控除の対象となり給与の源泉税は減っていますが、減った税額は児童手当の半分以下で…