新しい日常に向けて
緊急事態宣言が解除されてみたら、2週間ごとに段階的な制限緩和と言われていたのとはちょっと違う雲行き。2週間どころか1日で次のステップに進んでいます。あれよあれよと緩和されていきそうで、一か八かのような流れに不安を感じます。
営業をこれ以上制限するのが限界だった事業者にとって、1日も早い再開が待たれていたとは思うのですが、人出が一気に増えて動き出しているところへ一歩を踏み出していくからには、より一層注意して行動することが必要になってきますね。
- 学校再開
娘の学校再開までの道筋が少しずつ見えてきました。それでも、電車バス通学での人混みや、校内では教職員や生徒同士の間でソーシャルディスタンスがどこまで担保されるのかなど、心配は尽きません。まずは分散登校と在宅でのオンライン学習を併用しながら学校生活を再開させ、その後状況を見つつ段階的に登校日を増やし、学校での授業時間を増やし、というところでしょうか。
社会でも学校でも、人間がやることに完璧はないわけで・・なんて言ったら身も蓋もなく、どん詰まりで情けない心持ちになってきてしまうのですが、娘の感染防止に対する意識は高い方だと思われるので、意識だけではなく正しい手洗いを実践してくれることを信じて送り出すことにします。
- 休校期間中の生活
まさか3か月も過ごすことになるとは思いも寄りませんでしたが、娘が私の実家で過ごした毎日は、朝は6時前には起こされて朝風呂に入り、食膳はみんなで一緒に囲み、食後は食器洗いを担わせてもらうなど、家族の一員として規則正しい生活を送らせてもらいました。
外出自粛で運動不足ではあったけれど、早寝早起きをしっかり続けてこられたのはありがたいです。日中私が不在の自宅では、こうは行かなかったと思います。事件や事故に巻き込まれることなく過ごせたことに、何より感謝です。
それなので、学校が始まったら最初は疲れが出やすくても、徐々にリズムをつかんでいけるのではないかなと見ています。
- オンライン授業
双方向オンラインで授業に参加できるようになり2週間、動画視聴と抱き合わせで時間割に基づき過ごしてきました。慣れてきたせいか、娘「もう学校に行かなくてもいいじゃん!」なんて曰うていますが、双方向オンラインがすべての授業に適うとは限らない以上、在宅で学校生活のリズムを作るには限界があります。
それに、身だしなみは上半身さえ整えれば授業を受けられるというのは、便利なようでどうなんでしょう。少なくとも娘は、上半身だけ制服に着替える、なんてことも考えないようですから、楽な方に楽な方にいくらでも飛んで行きそうです。
- スマホとの関係
休校期間中に高校生になり、娘スマホの利用時間の制限を1日1時間から2時間に増やしていたのですが(実際の使用時間は3〜4時間ほど)、Wi-Fiが使えなかったのでほとんど使い物にならなかったようです。
自宅に戻ってから、双方向の授業や動画視聴で使うiPadは6〜18時、スマホは6〜21時の間で利用時間の制限をはずしました。娘うれしそうです。浮かれようは誰が見ても明らか。今のうちに浮かれておいてもらった方がいいかな・・という目論見もないことはないです。いずれは自分で管理してもらうしかありませんからね。
- まとめ
というわけで、今後も手洗いと消毒を地道に継続しつつ、一方で生き物としての遺伝子頼み(運命)という面も、実は内心受け入れています。地球の一部として考えたらそういうことだよな、と思うのです。