君と歩いた道

シングルマザーもものブログです。公立の中高一貫校に通う娘がいます。

学年末考査を目前に控えて高1を振り返る

 高1の学年末考査が近づいてきました。果たして、娘はどういう結果を出してくるのでしょうか。様子を見る限り、テスト前の緊張感はさほどなく、相変わらずマイペースで休憩時間の方が長いです。

 私は思わず「勉強しないの?」と言いたくなるので、ここはぐっと呑み込んで高1の1年間を振り返りたいと思います。

 

 昨年3月から5月にかけての休校中に、娘は高校生になりました。

 休校期間中は、家族が多い私の実家で過ごしておりましたので、生活は安定していました。しかし勉強は・・おそらくやっていたのは学校の課題のみです。

 中学の復習を徹底的にやるにはチャンスの休校期間でしたが、時間があるからこそどんどん自分で進めていくという、良い意味でのオタクの要素が娘にはなく、チャンスは溝に捨ててきたと思われます。

 

 学校が再開し、高校生活がスタートします。休校で遅れたカリキュラムを取り戻すべく、夏休みは短縮され、ぎゅうぎゅう詰めの学校生活でしたが、それも時間とともに慣れていきます。

 高校生になった実感は、校則が緩くなることで徐々に味わってきたのかな。ネクタイの色が変わったり、スカートを短くしたりして。

 高校課程は中学と違って単位を落とすと留年することを、学校から再三注意喚起されてきました。娘はそれを酷く畏れていましたが、定期考査の成績が出てくる過程を何度か経験し、だんだん油断してきているようです。留年は大丈夫そう!みたいな。

 いやいや、目標はそこですか?(無言のダメ出し)

 

 夏休みに志望大学を吟味し、休み明けに高2の文理選択の希望など進路調査が始まります。娘は、迷わず文系を選択。そんなに迷わなくて本当に後悔しないのかと、こちらが狼狽えるほど即決でした。

 娘の場合、将来の職業に対するイメージがまだ漠然としており、職業選択のための文理選択や学部選択ではなく、娘にとって身近な分野であったり、教科の得手不得手で決めた結果です。

 

 秋、塾に通い始めました。英語だけですが、見る限り困っている様子はなく、余裕がありそうです。習い事感覚で通っているようにも見えます。せっかく塾に行っているのだから、英語は満点目指してね。

 

 先月の共通テスト同日模試のあと、高2に向けてのこの3か月の取り組みが、1年後の志望校への立ち位置を決める、そこを意識した学習が重要であることを、娘と話しています。

 模試の結果では、高1の1月時点で、志望校を同時期に第1志望としていた合格者の平均点を下回っています。この各時点での平均点を1年かけて超えていくために、高2に向けた3か月をどう過ごすかが鍵になるという意味で、とても大事なスタートダッシュなのです。

 ところが、その戦略を娘がどこまで実感として腹に落とし込んでいるのか、娘の日頃の様子から感じ取ることはできません。

 

 娘の成績は現在、学年で真ん中の大きな団子に紛れています。一方で娘の志望校は、学年上位◯割くらいに入っていないと、目指すことすら無謀。

 そして娘は、この◯割に入るということがどこか他人事で、優秀な◯◯さん◯◯くんの話題のように話します。あなたが目指している志望校は、その優秀な誰かさんが目指す学校なんですよ? そろそろあなた自身の受験としっかり向き合って。

 というわけで、学年末です。高1の集大成を見せてください。