君と歩いた道

2017年に公立中高一貫校に入学した娘は、2023年に大学生になりました。

頭痛の原因が帯状疱疹だった

 実は最近、頭痛が断続的に続いていて、もともと頭痛持ちではないはずだけど、しばらく様子を見ても痛みが止まらない。左側の耳の後ろあたりにズキンズキン痛みが走ったと思ったら、心なしか場所がズレて、首の付け根がズキンズキン、そうかと思ったら耳の後ろの上がズキンズキン、と続くので、思い切って脳神経外科に行ってきた。

  聞いて驚け、気になる診断は帯状疱疹という見立て。日本人の9割は子どもの頃すでに帯状疱疹のウィルスを保有していて、普段は左右どちらかの神経の奥の方に潜り込んでじっとしているウィルスが、免疫が落ちてくる50代あたりから暴れ出し、神経に沿って移動する。確かに、私の痛みは左側限定で、耳の後ろの後頭部を頭の線に沿って移動している感じだ。そういう片側だけの痛みで、まず帯状疱疹が疑われるらしい。今回体に水疱瘡みたいなのは出ていないが、体に出る症状と頭痛はどちらが先に出るかの差で、まだ出ていなければこれから出てくるかもしれないという。

 水疱瘡のウィルスを、自分はたぶん持っていると軽く思っていたが、頭痛とは結びつかず意外だった。そして処方された薬を飲み始めたら、ピタッと痛みが止まった。まるで魔法。

 治療については、症状が出たらできるだけ早く開始しないと後遺症が残り、治りにくくなるという。今回は1週間以内ぐらいだったと思うが、治療が間に合ったかどうかがわかるのは先の話。騙されたと思って服薬のスケジュールを遵守して飲んでいる。

 お医者に行くと、数あるワクチン推奨の貼り紙の中に、帯状疱疹のワクチンのポスターが存在感を発揮して目立っていたのは記憶している。基本的に薬やワクチンを体に入れるのは最小限にしたいのでやる気はないが、身近に迫ってきた感で盛り上がっています。