君と歩いた道

2017年に公立中高一貫校に入学した娘は、2023年に大学生になりました。

新しい通学リュック

娘の通学用に、長いこと目星をつけていたリュックサック。いつも売り切れで買えなかったのですが、再入荷を待って即買いしました。

今まで使っていたリュックは、入学準備のときに買った記念品です。合格の喜びの中、大量の教材を持ち歩くことを見据えて、大容量で丈夫なリュックということで探し出したものでした(すでに遠い昔のことみたいです・・・)。

ところがいざ使ってみると、大容量で丈夫なのはそのとおりなのですが、リュックの中で教材がぐちゃぐちゃになってしまうのです。そのうえ体育着や部活の道具まで入れることもあり、教科書や問題集、ノートなどが斜めにうねって入っていても娘はもはや直そうとしない。確かに数十冊の教材が一気にうねっていると、重いのでその都度直すのもしんどくて、直してもまた呆気なくうねってうんざりしてしまうのですが、そのせいで教材の痛みが激しくボロボロになってしまっていました。まだ1年足らずしか使っていない教材なのに、見るに忍びない痛ましさです。

今回見つけてきたリュックは、容量は今までよりやや小さくなりますが、広い底板が入っていて教材が自立します。中で教材が整然と収まって動き回らないので、背負ったときに荷物の重みで後ろにひっくり返りそうになる感じもないようで、腰にかかる負担が少なそう。これで登下校の体力消耗に伴う疲労が少しでも軽減できたら一石二鳥ですね。

体育着や部活の道具、お弁当などは、教材の量によって一緒に入らないかもしれないけれど、教材がリュックの中で整然と収まっているだけでも、ストレスが減りそうな気がします。

勉強が大変と言われる公立中高一貫教育校、その大変さは、ただ忙しいというだけじゃなく、高校並みの指導に中学生がついていかなければならないところです。

新しい通学リュックの効果で、少しでも娘のやる気が上がってくれたらと思います。勉強は面白い。それを知らずに機械的に勉強することはつまらないに決まっています。そして勉強の面白さを知るきっかけは、どこに転がっているかわからない。母は、そんな出会いをたぐり寄せたいのです。