オンライン診療を導入する医療機関が、徐々に増えていきそうです。初診から処方薬の受け取りまで、外出せず自宅で完結を可能とする医療機関もありますが、それが標準ではないようなので、その可否を含め実際に受けるとなるとどういうプロセスになるのかなと疑問が湧き、わかる範囲で調べました。
- オンライン診療の範囲
長期治療の患者さんはオンライン診療が可能でも、初診は喉を見たり胸の音を聴いたり、写真を撮ったりする必要性がないとは限らないため対面のみという医療機関もあれば、初診から受付可能な医療機関もあります。受診する前に確認が必要ですね。
- オンライン診療のアプリをダウンロード
かかろうとする医療機関が指定するアプリをダウンロードし、医療機関が教えてくれる登録番号で登録します。高齢者の方には、医療機関や家族がサポートして利用できるように準備する必要があるかなと思いました。
- 診察券の番号
アプリの登録時のほか、従来から採用している医療機関も多いWeb予約でも、必要なのが診察券の番号です。カルテの番号ということですね。診察券を紛失しても、診察券番号がわかれば予約はできると思います。
- 医療費
通常かかる保険適用の自己負担分に、処方箋や処方薬の送料の実費が、自己負担の割合にかかわらず上乗せされます。交通費の代わりに通信費がかかるということです。3割負担と通信費を合算して、処方されるのが特に高価なお薬ではなくても、5千円は見ておくのが無難かなと思いました。安くはないです。
- 初診でオンライン診療を利用する場合
おそらく緊急時ですよね。緊急時に、いきなりスムーズに利用できるものなのか。それがもしコロナだった場合、PCR検査や抗体検査を速やかに受けられるのか。実際に利用することがあったら、それは万が一のときかもしれませんが、確かめたいと思います。
というわけで、オンライン診療について調べながら診察券を探すうちに、ふと診察券の在庫を整理しようと思い立ちました。持ち歩く診察券ホルダー、過去の診察券をしまってある母子手帳ケースなどなどから、今後利用する可能性が高い医療機関の診察券をピックアップし、持ち歩くホルダーに入れ替え。
必要なときに見つからないと慌てる診察券。在庫整理してみたら、同じ医療機関のものが複数出てきました。
持ち歩くホルダーに改めて収納したのは、近隣の大きな病院いくつか、クリニックの内科、耳鼻咽喉科、眼科、皮膚科、整形外科、歯科、婦人科の診察券。見開きで、左が私、右が娘のものを左右対称に並べて収納し、一目で見つけられるように利用頻度に応じてグループ分け。保険証はそれぞれいちばん上に配置。
小児科の診察券と、年度末で切れた最後のマル子医療証は、母子手帳ケースに移動しました。
これで、いざというときに慌てないですむかな・・という期待を込めて。いざというときは、あまり来ないでほしいですけどねー