君と歩いた道

シングルマザーもものブログです。公立の中高一貫校に通う娘がいます。

どさくさに紛れて飛んで埼玉

『飛んで埼玉』は昨年公開の映画作品です。

ちょうど公開当時、知人に「最近何か映画観た?」と尋ねたら、この作品名が返ってきました。知人はそうそうそうと思い出したように笑って、友達に勧められて観に行ったと言うので、私も機会があったら観たいと思っていました。

そして先月、公開1年で早くもテレビ放映され、抜かりなく録画しておいたのですが、それを娘が休校のどさくさに紛れてひっそりと観ておりまして、面白かったから一緒に観ようとせがむことせがむこと。

それはそうでしょう、きっと面白いに決まっていると根拠なく思いながら、娘に引き摺られて観始めました。

するとですよ、映画が始まる前に、魔夜峰央さんが画面に出てこられて原作者というではありませんか。魔夜峰央さんて、確かあの『パタリロ!』の作者ですよね。私は漫画作品を読んだことはないのですが、それでも知っている人気の漫画でした。アニメ化もされていましたね。しかも『飛んで埼玉』の原作が、下記にも書きますが、80年代初期に描かれた作品だったとは。2度びっくりです。

娘は映画を観終わってからも、ダンダンダダダダダダダダーンとずっと歌っていて、それが私の耳にこびりついて離れません。役者さんは個人的には、麻生久美子さんがツボです。最高ですよ。

原作は、『花とゆめ』(白泉社)1982年(昭和57年)冬の別冊、1983年(昭和58年)春の別冊・夏の別冊と3回に分けて連載された作品だそうです。

単行本は、『やおい君の日常的でない生活』(白泉社ジェッツコミックス、全1巻、1986年8月発売、『翔んで埼玉』(宝島社)このマンガがすごい!comics、全1巻、2015年12月発売、とのことで・・

作品が生まれてから映画化までの経緯に、他人のような気がしない愛着といいますか、へえええ、と思わずにはいられませんでした。