君と歩いた道

シングルマザーもものブログです。公立の中高一貫校に通う娘がいます。

義務教育終了を噛みしめつつドラマ『鈴木先生』を観る

 今朝は雪が降りました。寒いはずだと思ったら、日中も気温が上がらず1℃とか。手足が冷え切って、ヒーターから離れられずに寒さを凌いでいます。

 あと2日で、娘の義務教育期間が終わります。終わるときは終わる。マル子医療証ともサヨナラです。次の日には高校生。娘が高校生になる日が来るなんて・・小学生になってからも、保育園を卒園した現実を容易には受け止められなかった母です。確実に、親の手から離れていく日が、刻一刻と近づいていることを実感します。

 実は最近、ドラマ『鈴木先生』(2011年4月25日〜6月27日放映/テレビ東京)をDVDで観ています。全10回のうち第8回まで観ました。舞台は公立中学校の2年A組。担任の鈴木先生と受け持ちの生徒たちを中心に、なさそうでありそうな事件が勃発するのですが、それを通して生徒たちの成長を図るべく繰り広げられる鈴木先生特有の教育メソッドが痛快。

 場面場面で思わず吹き出してしまう脚本や演出の面白さがありながら、フィクションと侮れない重厚な内容で、胃にズッシリ重石を投げ込まれたような見応えです。ホラーの要素もありますね。妄想と現実の区別がつかなくなりそうな怖さといいますか。第1回を観終わったときは神経がどっと疲れてしまって、最後まで見切れる気がしませんでしたが、目を背けずに観なければいけないみたいな強迫観念のようなものに背中を押されて観ないわけにはいかなくなります。

  子どものありのままを受け入れながら、誰かの常識や価値観を押し付けずに成長を見守ることの難しさをひしひしと感じます。中学生の教育は、明らかに高校生の教育とは違う。娘には、どうか無事で・・とお願いしたくなっています。