君と歩いた道

2017年に公立中高一貫校に入学した娘は、2023年に大学生になりました。

近所の焼肉

 今年の夏休みは、帰省は断念しました。無理かな・・とずいぶん前からうっすら思っていましたが、白黒つけるのをためらって、実家に電話したりするのも先延ばしにしていました。ここに来て、先日思い切って電話して義妹と話し、はっきり言わずとも暗黙の了解みたいなオチです。

 実家から、暑中見舞いの荷物が届きました。ゼリーとジュース。来られないから送ってくれたのです。ありがとうです。

 実家に帰れないとなれば、私の夏季休暇は娘に合わせて、娘の学校の夏季講習が入っていない週に入れました。何ができるってわけでもないですが、一緒にダラダラしようと思います。

 

 帰省や旅行ができない代わりに近場で何か夏らしいことができないか、というのも考えました。ホテルステイとか、遊園地とか、近場の自然とか、いろいろです。迷いに迷って、ええい!と思い切って予約したり申込したりして、娘に「どうする?」と言うと、娘は「やめとこ」と言うので、「だね・・」と思い即日キャンセルするのです。結構キャンセルしました。

 行くのはいいのですが、その前後の感染防止が悩ましいのです。公共交通機関を利用して行くとなると、常に緊張感との背中合わせ。食事やお茶など、出先で入りたくなりますしね。トイレにも入らないわけにはいきませんしね。

 とどのつまりは、気を遣いながら無理して楽しむのも、そこまでしてすることでもないかもね、と思われ、そもそもお金が有り余っている我が家ではありませんから、ここぞというときに散財したいような気にもなり、今はそのときじゃないというオチ。

 

 というわけで、今日の今日、近所の焼肉屋さんに行ってきました。超久しぶりの焼肉屋さんです。予約しないで行くといつも入れないので、しっかり予約して。ケチケチしないで注文して、苦しいほど食べて大盤振る舞い。おいしかったし、何だか気が晴れた。日頃の不安や我慢を吹き飛ばしてきました。

 こんな夏もありかなと思います。娘の満たされた顔を見られて、私も満たされました。