君と歩いた道

シングルマザーもものブログです。公立の中高一貫校に通う娘がいます。

首都圏国公立大学の高校別前期合格実績

サンデー毎日2019/3/31増大号のデータをもとに、関東の国公立中高一貫校・高校の一部、私立高校の一部+灘、ごとの首都圏国公立大学の前期合格者数の割合を、下記の区分で算出しました。

① 東大・京大・東工・一橋

② ①+北大・東北・名大・阪大・九大

③ ②+筑波・横国・外大・海洋・首都・横市

④ 【現役】東大・京大

算出結果の一覧を載せたいところですが、技術がなくて割愛します(すみません)。このうち、上記③の前期合格者数の合計(既卒含む)の割合ごとに並べてみますと、

70%台 筑駒

60%台 灘、開成

50%台 聖光(神奈川)

40%台 栄光、麻布、駒場東邦

30%台 渋幕、桜蔭、都立国立、都立小石川中等、浅野、県立船橋、海城、都立日比谷、学附

20%台 県立湘南、女子学院、県立並木中等、都立西、県立相模原中等、渋渋、県立横浜翠嵐、県千葉、県立柏陽、都立戸山、都立青山、都立桜修館中等、桐朋、市立サイフロ、都立武蔵、筑附、芝、市立南、都立八王子東、豊島岡女子、巣鴨

10%台 フェリス、県立東葛飾、都立新宿、攻玉社、県立平塚中等、洗足学園、都立三鷹中等、鷗友、都立南多摩中等、区立九段中等、都立立川国際中等、都立両国、学附国際中等、都市大等々力、都立小山台

10%未満 都立大泉、吉祥女子、都立富士、都立白鷗

必ずしも中学受験や高校受験の偏差値ランキングと一致していないのが興味深いです。

共学のトップは30%台で渋幕。

公立のトップは30%台で、都立国立、都立小石川中等、県立船橋、都立日比谷が接戦な感じです。しかし、東大京大の現役合格率は、国立、県船、日比谷を抑えて小石川がトップ。

すべての学校を網羅するべくまとめたら、顔を出してくる学校がさらに増えると思いますが、国公立大学受験を目標に置くという観点から考えると、上記のデータでも公立学校の実績は悪くない。

あくまでも、国公立大学を狙うならという観点です。成功体験のためと割り切って中学受験するなら別ですが、進学するなら、可能性を狭めないために、少なくとも公立中高一貫校受検の併願は慎重に考えた方がいいような気がします。

また、大学受験で現役志向と言われる公立中高一貫校が、既卒で国公立を狙える実力を有する公立高校と肩を並べている点も見逃せません。

逆に言うと、公立中高一貫校で浪人しても、目指した結果を出せるのはほんの一握り。浪人ということで安全志向になりやすい面もあるのか。そういう意味では、公立高校の既卒生の粘り勝ちは注目に値すると思います。