君と歩いた道

シングルマザーもものブログです。公立の中高一貫校に通う娘がいます。

ポーカーフェイスとは程遠い

娘には、保育園の頃から仲良くしてもらっているスペシャルな友達がいます。ちっさいときからともに過ごしてきて、お互いに酸いも甘いも知っている。

苦しいときには励まし合い、ナイトのような親友です。

そして中学生になり、小学校のときより広い新しい環境に飛び込んで、新しい友達が増えてきます。友達が増えるのはうれしい悲鳴なんですが・・・

なんて言いましょうか。

他人の悪口を悪びれずに言う子がいまして、自分は正義で、悪口を言われる方が巨悪とでも思ってそうな強烈な目力で、バッサバッサと切っていく。その子に娘、なんだか好かれちゃっているのです。

その子は娘の人間関係にまで口出ししてきて、あんな子と口を利くことないとか、誰々は嫌いだとか言ってくる。

好き嫌いは人の自由ですけれど、他人の好き嫌いにまで干渉してくるのは大きなお世話です。

(と私だったら言うのに)

娘はその子がいやがるから、その子と一緒にいるときは、その子が嫌いな友達と話さないようにしたり、ましてや、その子に嫌われている友達まで気を遣って、その子がいる場面では娘と話さないようにしたり・・・

なんかそれ、違くないか?

娘や友達の間では、その子はそういう子だからと折り合いをつけているといいますかね。

それでも、あんまり独占欲をむき出しにされると、ちょっとした行き違いやトラブルがあろうものなら、同じように娘も恨まれて面倒なことに巻き込まれやしないかと、想像力たくましくなってしまう母。

親の物差しで娘の友達にレッテルを貼るのはいかがなものかと。娘が自分で人を見る目を養うチャンスの芽を摘んでしまうと思うから。

だから私が内心どう思おうと、そっと見守りに徹したいのですが、なりたい母とは程遠く・・・

思っていることを、場合によってはぺろっと言っちゃうんです。

良いのか悪いのか悩ましいです。

人間だもの。