君と歩いた道

シングルマザーもものブログです。公立の中高一貫校に通う娘がいます。

教習所の無料体験に行ってきました

思い切りました。

教習所の無料体験に行ってきました。

なぜ、思い切るに至ったか。

それは、いつか、タクシードライバーになりたいと思ったときに、なれるかも?というポテンシャルを持てるようになりたいと考えたから。

なぜ、今タクシードライバーなのか。

私はタクシーに乗るたびに、ドライバーをされている方々の人生経験に興味津々で、その懐の深さというか豊かさに憧れているので、そういう人間関係の中で働けたらいいなと思ったから。

ここまで書いてくると、私は何と単純な人間なんだろうと気恥ずかしくなりますが、実際とっかかりはそんなところです。

私の育った家庭は、女性は運転しちゃダメ!という方針でした。祖母も母も、免許を取ろうとして反対されて諦め、その母に、私や義妹も運転しないですむ方法を考えなさいと言われてきました。

母親が運転して、万が一事故に遭って死んでしまったら、残された子どもはどうするんだ、いざとなれば父親がいなくても子どもは育つが、母親は何が何でも死んじゃダメ、という論理。

気持ちはわかるんですよ。子どもを残して死んでしまう親の気持ち、残された子どもの気持ち、経済的な不安も含め、その辛さを考えると・・・

だから、私は母の言うとおり、あえて免許を取ろうとは思わなかったし、免許がなくても生きていける道を探してきました。

それがここに来て、大転換です。と言っても、まだ申込はしてませんが・・・

50代になって、更年期の厳しさをそれなりに経験して、改めて思い知ったのは、何でも自分でやること。自分でできることを増やすことが、身を助けるのではないかということ。

たった20年しか運転できなくて、免許を返納しなければならなくなるとしても、その20年の間にどんな面白いエピソードが隠れているともわかりません。

というわけで、なんと試乗までさせてもらってきました。マニュアルとオートマ両方です。クラッチ、ギア、ブレーキ、アクセル、ハンドル、どれがどれとか、具体的に触って知るのは初めて。筋金入りの初心者です。

車って、勝手に動くんだー!!

という驚き。

最短で取れたらいいな、そういう意味で向いてるといいな、という淡い期待がありましたが、運転は思ったより難しそうです。

また、教習所に来られる人々の観察は楽しかったです。小さい子を連れてこられたお母さんが2人いました。教習所のスタッフさんも、子連れ大歓迎なムードで微笑ましかったです。

私は娘が小さいとき、娘を保育園や親族以外の他人に預けるのは心配で、自分の目が届かないところに預けている間に何かあったらと思うと、なかなか預けられなかったんですが、場合によってはこんな託児サービスを利用してみても良かったかも、と思ったりしました。

娘が中学生になった今だから、そう思えるのかもしれないですけどね。

さて、私どうする?教習所、通っちゃう?