君と歩いた道

2017年に公立中高一貫校に入学した娘は、2023年に大学生になりました。

オリーブの苗木が届きました

昨秋ふるさと納税した小豆島から、オリーブの苗木が届きました。

ここだけの話、私の生き物を育てる経験は驚くほど貧弱です。犬や猫を飼えない集合住宅住まいが長いこともありますが、よくわからない生き物に対する興味がなかったというか、きっと、よくわからないものの魅力を知る機会がなくて、好きじゃなかったんでしょうね。人の子の親をやっていること自体奇跡的ですが、妊娠や出産、育児に直面して初めてそれが面白いことだと知り得ます。

子どもの頃に、金魚、ハムスターを飼ったことはあります。娘が生まれてからは、学校から娘が持ち帰ってきた朝顔やトマト、夏祭りで娘がすくってきた金魚は4年飼育しました。

それでも、けして好き好んでやっていません。自分が育てなかったら死んでしまう。枯れてしまう。だからやらないわけにはいかない。こういうのを本能というのかもしれませんね。

こんな私が、何を思ったか、オリーブの苗木を育ててみようと思いました。

娘が中学生になり、私に託された残りの世帯主人生を見通したときに、ここで何か自分を変えたくなりました。娘の反抗期と私の更年期を乗り越えるきっかけになるかという野望もあります。土や鉢を買ってきたり、肥料や水をやったりなど、自分が意識しないとやりそうにないことを、思い切ってやってみようと思います。

また、オリーブの木が平和の象徴と言われるのは、旧約聖書に由来するそうです。花言葉は、平和、知恵、勝利など。

我が家の平和、知恵、勝利の象徴を枯らさないために、大切に育てていきたいです。はい、大きく出てみました。