君と歩いた道

2017年に公立中高一貫校に入学した娘は、2023年に大学生になりました。

グレイヘアとか、お化粧とか

最初にお断りしておくと、私はお化粧があまり好きではありません。特に、ファンデーションを塗ることが苦手です。

それでも若い頃は、毎日せっせとファンデーションを塗りたくり、眉だ何だと描いていました。若い頃の新陳代謝が活発な肌に、皮膚呼吸を抑え込むファンデーションを塗りたくることで、私の肌は荒れに荒れてしまいました。

30代の初め頃だったか、思い切ってファンデーションを使うことをやめました。すると、肌が息を吹き返すように、みるみる生き返っていくのが実感できました。荒れた肌は見た目的には元に戻らないけれど、手のひらで触ったときの感触は、亀の甲羅のようにゴワゴワした皮膚から、触って気持ちいい肌になっていきました。

それ以来、ファンデーションを使うのは、本当にたまにだったのですが、今では全く使いません。お化粧といえるかどうか微妙ですが、下地クリームの上にお粉をはたき、薄い口紅を差す程度です。本当は何もしたくないけれど、仕事に行くときはその程度はやっています。

ここで、グレイヘアの話題です。

私はグレイヘアに憧れています。著名人でいうと、浜田省吾さんのサラサラグレイヘアが理想。素敵だなぁと思います。

一方で、女性のグレイヘアが最近ちょくちょく話題になります。女性のグレイヘアも素敵なのですが、メディアに出てくる方は皆、お化粧をしっかりされていて、華やかな洋服の色とのコントラストを楽しんでおられるように美しい。

かたや自分の場合を考えると、お化粧はしたくない。しかしお化粧をしないでグレイヘアだと、印象がぼんやりする気がする。私の母のように、グレイヘアでお化粧をしなくても、顔色が華やいで見える人もいるけれど、自分はボケる気がする。

そんなところで、グレイヘアへの初めの一歩が、なかなか踏み出せない今日この頃が続いているわけです。