帰宅してテレビをつけたら、たまたま松岡修造氏が出ていて、ちょっとだけ見るつもりで見始めたのに、思いの外面白くてあれよあれよと最後まで見てしまった番組。後から調べたら、日本テレビの『世界一受けたい授業』という番組でした。
普段バラエティー番組は、時間がもったいない感が優ってじっと見ていられず、よほど面白くないと見ないのですが、このときは思わず見てしまいました。
番組の内容は、修造先生の著書『弱さをさらけだす勇気』に触れながら、中高生の相談に対して、修造先生自ら再現ＶＴＲに出演して応えていくという構成。
中学３年生
「自信がなくてすぐ逃げてしまいます。弱い性格はどうすれば変えられますか？」
高校１年生
「大事な時に緊張して力を発揮できません。どうしたらいいですか？」
高校３年生
「受験や将来いろいろ不安で眠れません。どうしたらいいですか？」
どの質問に対しても、明快にわかりやすく小気味よく応えてくれて、気持ち良く納得できる。娘にも見せたかったなと後から思いました。残念ながら、娘は爆睡していて声をかけても起きてきませんでした。
自信がないときは、自分を褒める。
これを、娘に実践してほしいと思いました。力が湧いてくる感じを、娘に体感してほしいなと。娘の慎重さや生真面目さは良いところであって、それがバネになって大きく飛躍できるのだということを、こうして説明してしまうとうまく言えずもどかしいですが、娘に伝えたい。
自信がないときは、自分を褒める。とにかく褒める。何度でも褒める。
私が褒めても、親が子どもを褒めるのは親バカだから贔屓目に見えるのだと、なかなか本気にしないのです。私が親バカの贔屓目ではなく、仮に娘ではなく他人だとしてもそう思うと本気で言っても、相手にされません。
ぜひ娘にも、修造先生の授業を受けさせてみたいです。
