君と歩いた道

シングルマザーもものブログです。公立の中高一貫校に通う娘がいます。

オリジナルな生き方

---ニートになりたい

ある日、娘はそんなことを口にしました。ニートになりたい・・・?、は・・・?と母は思いました。

小学生のときは 、「中学の英語の先生になりたい」とか、「絵の先生になりたい」とか、夢や希望にあふれた表情でそんなことを言っていた子が、中学生になって「ニートになりたい」なんて言うようになるんですよね。

まあ冗談半分、願望半分なんでしょうけれど、「ニートになりたい」と言わしめる今を生きているということでしょうか。こんな場面でも、もし公立中高一貫校に入ってなかったら、もし地元中に行っていたらどうだっただろう?と思ったりしますね。

かたや、親の立場から子に願う未来は、どうしても現実的になりがちです。

私の経験から、就職で苦労したこと、就職がすべてだと思って疑わなかったかつての自分を振り返り、もちろん就職もいいけれど、就職以外にも生計を立てる術を思い描けるような豊かな知性や教養を培ってほしいなと思います。

誰もやっていないことに挑戦するとか、臆せず突き進んでいくバイタリティーとか、新しいものを生み出す気概っていうのでしょうか。型にはまった考えにとらわれない生き方を模索してほしい。

母が願うところの意味を娘が知るのは、もっとずっと先のことなんでしょう。今は、今しかできないことに娘が専念できれば、それで万々歳なんですけどね。