君と歩いた道

シングルマザーもものブログです。公立の中高一貫校に通う娘がいます。

中学生の職場体験

いよいよ娘学校で職場体験が始まります。

年度初めに体験先リストを見せていただいたとき、私だったら教育委員会に行きたいなと思ったりしました。だって、教育委員会の中を見られる絶好のチャンスじゃないですか?

リストにあれば、外務省とかも行ってみたいですね。確か、なかったと思いますけど。

しかし、娘は手堅く、仲が良い友達と一緒に地元の保育園を選びました。保育園は広範囲にわたって職場体験に協力していただけて選びやすいのか、女子の多くが選びますね。体験先に一緒に行くことになった友達の1人と娘は、保育園のときからの友達です。今では認可、認証、認可外と民間の保育園がずいぶん増えましたが、娘たちは公立の認可保育園に通いました。

保育中の事故を起こさないためにはどうしたらいいのか、という問題など、中学生の娘たちにどう響くでしょうか。

娘がお世話になった当時の公立保育園では、保護者の都合へのサービスよりも、子どもの安全、発育への影響を優先する融通の利かなさが魅力だったと私は考えていました。

保育園に入れないと働けない、しかし子どもの安全を第一に考えたらダメなものはダメであって、たとえ保護者が目先の無理難題を訴えてきてもその一線を譲らない、流されない責任は、保育園経営者、保育者に必要なものだと思います。誰だっていい顔だけしていればいいなら悩みません。それは、保育園や保育者が足りない現状をどうしたら変えられるのかという、国や政治、自治体への問題意識にもつながります。

保育園を、子どもの目線からだけでなく、子どもを見守る保育士の先生や保育をサポートしてくださる看護師、栄養士、調理師の先生、清掃員の方などの目線まで、中学生がどう観察してくるか、考えると楽しみですね。

また、次回もし職場体験の機会があったら、限られた選択肢から選ぶとしても、こういう機会でもないと中に入っていくチャンスがなかなか得られない分野を選ぶ、という選び方も手だと娘に言いました。