体験先の保育園に、ご挨拶と事前確認で初めて足を運び、帰ってきた娘がやや興奮気味に開口一番発してきたのは、
---(娘)思ったより楽しそうだった。
ちょっと唐突な切り出され方で、え?あ?何?と母はたじろぎながら、
---(母)子どもたちが楽しそうだったってこと?それとも、自分が楽しかったの?
と質問します。
---(娘)自分が(笑)。職場体験に対して、あまり期待してなかったし、正直行くのが面倒くさいとか思っていたんだけど、行ってみたら楽しそうだった。3日間楽しくなりそう。
そんなことを言いながら、何とも眩しい笑顔。
---(母)どうして楽しくなりそうだと思ったの?
と聞くと、
---(娘)意外と子どもが、自分たちが来たことに対する反応が、何だかうれしそうだった。だって、自分たち、ちゃんと保育を勉強してきた実習生とかでもなくて、ただの中学生なのに。
---(母)かわいかったってことかな。
---(娘)そうなのかな。子どもはもっと人見知りするものだと思っていたら、全然そんなことなかった。
子どもたちの、想定外の無邪気な歓迎ぶりにうれしくなっちゃったということでしょうか。
確かに、そうですよね。子どもって、こちらの固定観念を見事に裏切ってくれる計り知れない力を持ってますよね。
良かったです。
こんな想定外を、これからもたくさん経験していってほしいです。