君と歩いた道

2017年に公立中高一貫校に入学した娘は、2023年に大学生になりました。

国公立大合格発表と、今なぜ勉強するのか

先週は国公立大の合格発表がありましたね。

娘の学校でも、受験生からの合否連絡や、その後の対応に追われる一週間だったと思います。東大・京大合格発表をもってまずは一区切りというところでしょうか。

中1生の娘たちからすると、先生が大学合格実績の予想をしたり、授業を速い進度で飛ばしていくのを斜に構えて見てしまう向きが少なからずあります。もともと高校教員だった先生で、中学生には先生が何を言っているのかわからないとか、見当違いなことを一方的に言っているように聞こえてしまうこともありそうです。中二病まっさかりの年頃ですしね。

しかしきっと先生は、この先自分がどういう方向に進みたいと思うかわからない、どういう分野に進みたいと思うとしてもそのときに諦めないですむように、選びたい選択肢を選べる自分であるために、今勉強するのだ、ということを伝えたいのだろうなと受け取ることができなくもないです。親目線で見れば。

それなので、その先生の「本意」を、できるだけ好意的に噛み砕いて娘に通訳するべく努めます。物事は本質を見極めないと、焦点がボケていくらでもズレていってしまいますからね。特に娘なんて暴れ馬みたいに思い込みが強くて、どうしてそっちに持っていくかなって方向へ話が飛んでいきますから。先生のこと、よく観察しているなというのはあるんですけどね。

2年生になると、1年生のときよりさらに宿題のボリュームは増え、課題の中身も難しくなりそうです。現時点でいっぱいいっぱいなのに2年生としてやっていけるのか冗談抜きで心配ですが、娘が楽しみにしている宿泊行事もいくつかあるので、へこたれずに気概を持って乗り越えてほしいです。

苦難を乗り越えたところに見える美しい風景を、何としても見てほしい。

母は応援あるのみですね。