君と歩いた道

2017年に公立中高一貫校に入学した娘は、2023年に大学生になりました。

用語集で中学理科の全体像をつかむ

数日前に、近所の本屋さんで衝動買いしてきました。

・中学理科用語をひとつひとつわかりやすく。

学研教育出版

中学生向けの参考書が並んでいる場所でなんとなく物色していると、中学理科のコンパクトな用語集が2種類目に入り、頁をめくってみて、目と手のひらになじんだのがこちらでした。

今回選ばなかったもう1つの方は、

・自由自在Pocket

中学 詳説 用語&資料集 理科 (改訂版)

(受験研究社)

こちらは資料集を兼ねているということで、紙面づくりが学校の教材を彷彿とさせる・・・

直感的に、娘の顔に嫌気がさす図が目に浮かびました。それじゃ元も子もない。

逆に言えば、学校の資料集は嫌気がさすほど情報満載で充実しているということです。娘の場合、それを活用できるところまで用語を噛み砕くための媒介的な用途で利用したいので、シンプルな用語集としてのひとつひとつを選んで正解だったかな。

本当は、娘が自分で見て選ぶのがベストなんでしょうけど、一緒に本屋さんに行く機会を作るのもままならず、チャンス!と思って独断で買っちゃいました。

家に帰って娘に「いいものを買ってきたよ」と言って本屋さんの袋を見せたら、何か突拍子もなく素敵なものを期待させたようで顔がパッと輝きました。しかし袋から出したのが教材とわかると、一瞬で興ざめしたかのような表情の変わりよう。超速です。

それでもしばらくして、テスト勉強で手に取ってみたら「表紙の感触が気持ちいい」と気に入ったようです。サイズもコンパクトで、読書するように読めるのがいいと。そして「字が大きい」と言って笑っていました。

学校の教材は、理科4科目それぞれで教科書も問題集も資料集も、大きくて分厚くて重くて、さらに活字も小さくて紙面にぎゅうぎゅう詰めで、読む気がなくなるというのです。

まさに、我が家の「中1ギャップ」が起因するところは理科なんですね。

やさしい問題集や用語集で全体像をつかんで、徐々に、学校の教材にも太刀打ちできるように育ってもらいたいものです。