君と歩いた道

2017年に公立中高一貫校に入学した娘は、2023年に大学生になりました。

問題集を後回しにする

娘の勉強の様子を見ていると、どうもテスト期間に入ってから問題集をやり始めているようで、1日で数十頁進めるとか無茶な計画を立てて未達を繰り返しています。

問題集の提出期限は、計画的な自学と時間の管理を促すために定期テストの初日に設定されるのですが、レポートやノートまとめを優先して問題集を悉く後回しにするからたまってしまうのです。

何だか落とし穴にまんまと落っこちているようで間抜けです・・・

・1日1頁でも毎日途切らせずに進める

・他の勉強と同時進行でやる

・テスト期間に入る前に終わらせる

・最低2巡を目標にする

・テスト期間はその振り返りと弱点補強、暗記科目に集中する

など今まで話し合ったりしたこともありましたが、そのたびに「わかってる!」と言って聞き流して、毎回同じことの繰り返し。

もう中学生にもなれば、どんだけ失敗しようが挫折しようがそこから本人が這い上がって自覚しないことには要領をつかんでいかないのだろうし、私は言いたいことをぐっと我慢と思いながら、いい加減にしろー!と雷を落としたくなります。

「今日は勉強するよ!」と宣言だけは超立派で、毎日同じことを言って、いざ勉強を始めると眠くなるとかね。

先日は夕食後に眠くなって、これも定番で生理的にやむを得ないといえばそれまでなんですが、机に突っ伏して寝落ちしたり無意識にベッドに潜り込んでそのまま眠ってしまったりすると、朝起きたときに本人が絶望的に落ち込むのはわかり切っているわけです。どうにも見るに見かねて、寝耳に水でも声をかけ続けて起こしました。

だって、落ち込むんだよね?

落ち込むんだったら今寝ちゃダメでしょ?

この日はまだ朦朧としながらも何とか起き出してきたから良い方ですね。入浴して、さっぱりすれば目が覚めます。その勢いで朝まで寝ないでやったようで、英語の問題集を終わらせて、物理と地学のノートをまとめて気持ちすっきりしたようですが、数学の問題集は代数と幾何それぞれたっぷり残っています。

そして提出課題じゃない問題集まで手が回らない。それをやらなきゃテスト対策にならないじゃないですか。

「問題集は今週中に終わらせる!」と決めたなら、それがどんだけ無謀でも何が何でも実行する意思を持ち続けようよ、自分で決めたことは最後までやり遂げてみせなさいよ・・・などとついつい口出ししてしまい、しかしここまで来ると、すでにどう考えても無謀なんですよね。そのへんは言えないですけど。

その緊張感を普段から持続できたら、もう少し余裕を持って過ごせるのに・・・

どーんと構えていられない母の愚痴ですね。