君と歩いた道

シングルマザーもものブログです。公立の中高一貫校に通う娘がいます。

冬休みの宿題を振り返る

娘にとって、冬休みの宿題の中で特に負担が重かったのは主要3教科の問題集だ。苦しさの度合いは、国語=数学>英語。それぞれ冊子としては30頁足らずなのだが、1問1問に時間がかかる。やってもやっても進まない。進んだ気がしない。得手不得手にかかわらずだ。

小学生のときには、問題集の宿題は休みに入る前から言われなくても手をつけて早々に終わらせるものだったが、同じような感覚でやろうとすると終わらない。なぜなら、内容そのものが難解で、ちょっとやそっと考えたくらいでは解けない問題ばかりだからだ。これは学習としての宿題というだけでなく、精神鍛錬も兼ねているのではないか。遅々として進まないキツく苦しい単純作業をこれでもか、これでもかと繰り返しやらせる。

国語の問題集に使われている文章などは、どれも好奇心を喚起する興味深いものばかりだ。ぜひ中学生に読んで考えてほしいと思う。しかしこれに設問がくっついてくると味も素っ気もなくなる。宿題としてはそこそこに、文章を味わうことに集中してほしいくらいだ。そもそも、宿題の目的はそこなんだろう。

というわけで、主要3教科の問題集に係る今後の目標は、

① 各教科1日ごとに取り組む頁を割り振り

② 毎日同じペースで淡々と

③ 1問5分など時間を区切って取り組む

④ 時間切れになったら解答を見てやり直す

⑤ いつまでもダラダラやり続けない

「少しずつ進めておいた方があとがラクですよ」とは学校でも常に言われていることだ。娘も理屈ではわかっている。しかし、できると思って一つ一つわかるまでやろうとして、今回手が出なくなった。そこで次回は、心構えとして上記④と⑤をプラスして、気負わずあくまで淡々と実行することが課題。

調べ物や感想文など、レポートにまとめる宿題は意外と何とかなるようだ。何より、娘自身が「何とかなる」と思うことができて、実際「何とかする」ことができているということが救い。むしろ考えようによっては、書けばいいという宿題はいくらでもどうとでも書きたいように書けるということだ。

返ってきた宿題テストの結果は、まあまあ得点できていたのでひとまずホッとした。