君と歩いた道

2017年に公立中高一貫校に入学した娘は、2023年に大学生になりました。

2018年センター試験に寄せて

冬休み明け初の週末は、学校も部活も休みだという。土日ともに何もないというのはめずらしいので、娘に理由を尋ねたら「センター試験だから」と答えた。「センター試験だと、なんで学校休みなの?」と尋ねたら、娘は少し考えて「それは・・・先生がそれどころじゃないから」と答えた。

ともあれ、センター試験が実施される土日に、学校全体が一丸となって気持ちを集中して、ゆかりある先輩方ほか受験生が持てる力を存分に発揮できるように信じて応援すること、学校や先生方、後輩たちが緊張感を共有して待機していることは、多くの受験生にとって心強いことだと思う。それは中1生の娘にとっても、5年後の自分の姿をイメージするだけでなく、一時代を見つめるという意味でも「関係ある」ことなのだ。

5年後には新しい制度の下、娘たちがどういう状況に置かれることになるのか未知数だとしても、今この時の先輩方の後ろ姿を見つめることは大きな刺激になるだろう。

2018年の受験生のみなさんが、それぞれの進路を実現していけますように。一人一人の努力が大きく実を結びますように。若い人たちが、希望を持って未来を切り拓ける時代が来ますように。私にとっては、念を入れる週末になりそうだ。