君と歩いた道

シングルマザーもものブログです。公立の中高一貫校に通う娘がいます。

河合塾の全統高2模試を自宅で受けてみた結果

 河合塾全統模試。娘はまだ会場受験で受けたことがありませんが、このたび第1回高2模試を自宅受験(特別受験)で受けました。

 自宅受験とかオンライン受験とか、果たして我が家でできるのか?と半信半疑でした。

 PCで問題を読んでキーボードを叩いて解答を入力するのは、自宅に使えるPCがないので無理だなと思っていましたが、全統模試の特別受験では問題用紙と答案用紙が送られてきて、受験したあと答案用紙を返送すればよいということなので、それならできるかも、ということでお試し感覚で申し込みました。

 結論から言いますと、紙ベースの自宅受験は娘にとって予想以上に良かったです。試験当日のスケジュールに沿って、しっかり受けられました。私はなんちゃって試験監督になり、「試験開始50分経過」とか「試験終了10分前です」とか言っていました。娘には「要らない」と言われていましたが、試験監督に「要らない」とは言わないでしょう。

 学力テストとして受けるなら、自宅で受けるのはいいですね。

 ところで、今回初めて河合塾の模試を受けた娘に、今まで受けたことがある東進の模試と比べて何を感じたか尋ねてみました。すると、河合の問題は進研模試に近いと。どう近いのか尋ねると、問題が素直だと。東進の問題は意地悪、という娘の表現がいまいちわかりにくいのですが、ひっかけが多いということでしょうか。

 

 といっても、中学入学後は部活とかぶって模試をほとんど受けられず、今まで受けたのは次のとおり僅かです。

  • 中3秋 東進 全国統一中学生テスト
  • 中3秋 東進 全国統一高校生テスト
  • 高1冬 東進 共通テスト同日体験模試

 余談ですが、中学入学後に申し込みながら都合がつかず受けられなかった数学検定が2回ほど・・

 

 振り返ると、高1の共通テスト同日模試はともかく、それ以外は受けても受けなくてもあまり影響がなかったかもしれません。かといって学校の中だけの勉強で、勉強しないことに慣れていく子どもの姿が否応なく視界に入ってくると、親にとっては気が気じゃない。何かさせなきゃ、目覚めさせなきゃ、とヤキモキしていましたね。

 娘の中学時代の過ごし方が、今後にどう結びつくのか、大変心配ではありますが、本人が自分で何とかするしかありません。

 

 幸い高校生になってから、娘だけではなく同期全体のムードや意識が変わってきたように思われます。大学受験だけではなく、自分の行動が進路に結びつくということを、娘の周りで実感することが増えてきました。

 高校生は、飛躍のときなんですね。それは、自分の頑張り次第で、それを見ていてくれる誰か(先生とか)が声をかけてくれたり、こんな選択肢もあるよ、あんな選択肢もあるよ、と情報を探して教えてくれる環境に起因する。娘が通う公立中高一貫校は、そんな学校なのだと思いました。

 少なくともこれからは、娘が進路に向き合う方法として、模試や塾、外部検定の受験に真剣に取り組んでいけそうな気がします。成長しているということでしょうか。