小学校でパソコン教育を受けたデジタルネイティヴ世代が就活にあたり、スマートフォンの普及でパソコン操作に苦戦する学生が増えているというニュースをテレビで見かけました。
それを見て娘が「(自分の周りでも)そうなんだよ」と話し始めました。学校でパソコンを使うとき、娘がキーボードを打つのが速いと言って驚かれる。人差し指でキーを一つ一つ探して打つ子が意外と多いのだとか。
そこで、なぜ自宅でパソコンをやらない娘がキーボードを違和感なく使うのか考えてみました。
電子辞書ですが、小4のクリスマスに中学生向けのエクスワードをプレゼントしました。これが娘が初めて触ったQWERTY配列のキーボードです。
高価なものでクリスマスプレゼントとしてどうかと迷いましたが、うちの場合ゲームやスマートフォン風のおもちゃなどは買い与えないで来たので、これはリクエストに応えてもいいかなと判断しました。結果として娘にとっては正解だったと思います。辞書の機能だけでなく、過去の基礎英語などの教材も聴き倒して有意義に使えたのは、娘がまだ小学生で時間に余裕があったからかもしれません。
中学生になった今も何かと活用していて、3年以上使っているので元は取れた感あります。
・パソコン
娘が初めて使ったのは、小学校のパソコン室のパソコンでした。
自宅では、低学年の頃にキーボード配列表に指を乗せてタッチタイピングの感覚をつかむ練習程度。かな入力ではなく最初からローマ字変換で覚えた方が速く打てるようになるというような話をしたような気がします。
実際に触るのは高学年になってからで、学校でワードやパワーポイントを習って作成した資料をもとに授業参観でプレゼンするなど、親の世代には考えられない教育を子どもが受けてくることに驚いたものです。
中学生になってからは学校のパソコンで今のところ論文を打ったりしているようです。
・モバイル
中学生になってから使い始めました。使うときに貸し出す程度の使用頻度ですが、どれもQWERTY配列(フルキー入力)で使っています。
振り返るとそんな感じですが、ポイントをまとめると、パソコンを使わなくてもQWERTY配列は使うという点でしょうか。しかしそれだけで、そんなに違うものなのか。
娘が言うには、学校でパソコンの使い方を習っても、スマートフォンや携帯電話をテンキー入力で使う時間が圧倒的に長いと、思考するときにQWERTY配列が定着しにくくなるのではないかと。逆に、娘はモバイルでもQWERTY配列のローマ字変換で使い始めたため、むしろ経験がないテンキー入力は使い方がわからないと言います。
言われてみれば確かに、という気はします。
遅くとも大学進学のタイミングで、娘専用のノートパソコンを買うことになるのかなと漠然と思っていたのですが、パソコンがあっても使わなければ使えるようにはならなさそうです。エクセル・ワード・パワーポイントくらいは中高でも使ってきてくれるといいですね。
というわけで、ちょっと気に留めておこう!と思った話題でした。