君と歩いた道

2017年に公立中高一貫校に入学した娘は、2023年に大学生になりました。

一夜漬けどうでしょう

こもも、明日、数検5級を受験します・・・

夏に算数検定6級を受験したときは、過去問を一度も開かずにぶっつけ本番の受験となった。試験会場に向かう道すがら、ちょうどその日も雨が降っていて、こももの不機嫌度マックス。いくら忙しくて対策する時間がないからって、過去問をめくって問題の傾向を探るくらいのことすればいいものを。試験が終われば別人のような晴れ渡った笑顔で戻ってきて、結果も忘れた頃に100点満点で返ってきて、次の5級こそは過去問をちゃんとやろうね!と固く誓ったはずだった。

数検は、これが年度最後の受験になる。次回は中2の4月でずいぶん間が開くから、10月は5級を絶対受けようと話していた。

6級を受験したときの経験から、受験票が届くのはギリギリになるだろうと思っていたら、予想どおりギリギリ1週間前に届いた。今回申込が遅かったせいか、前回とは違う初めての会場。また、5級は6級と違って、1次試験と2次試験があり休憩をはさんで1日で受けるようなことが受験票に記載されており、それをこももに言ったらこの期に及んで絶句していた。過去問、見ていないね・・・

数日おきに「過去問やってる?」と私に突っつかれながら「だねー」なんて調子よく応えていたのは、最近ありがちなウワノソラの寝言だったようだ。

過去問をやらなくても、ふだんの学習の力試しで受けるのだってそれはそれでありだと言うと、こももの学校の数学のカリキュラムは独特だから、中1で中1の範囲をやらなかったり高校の範囲をやったりだから・・・と言い出す。それを今言うならばだ、ていうかだからこそ、過去問に目を通してみればいいんじゃないのか。そのための過去問じゃないのか。

やるやる詐欺が、やらずに前日を迎えて言うことじゃないね。

そして、これから過去問をパラパラとめくって問題の傾向を探るそうだ。ちゃんとやったらぜんぶできないからパラパラと眺めてみるそうだ。そのパラパラと眺めるのをもっと早くやっておれば、自ずと必要な学習が見えてくるものを。

ともあれ、最後まで集中して頑張ってください。一夜漬けだって諦めるよりはマシだと母は思うので。