君と歩いた道

2017年に公立中高一貫校に入学した娘は、2023年に大学生になりました。

まちがい電話と青い空

可笑しかったことのメモです。

先週、学校に電話する用事があって、電話したら小学校につながってしまいました。電話がつながった時に校名を名乗られたのに気づかず、「1年◯組の◯◯の母ですけれども、◯◯先生いらっしゃいますか?」とまで言い切って、電話に出られた職員の方はすぐに卒業生の母だと気づいてくださったのでしょう。「こちらは小学校ですよ。中学校に電話したかったんですよね?」とユーモアたっぷりに言われて初めて気づきました。我ながら驚くドジっぷり。思わずひゃーっと悲鳴を上げて「すみません!そうです!間違えました!ご無沙汰しております・・・」としどろもどろになりながら受話器を置きました。

間違えたのは、家電話に「ガッコウ」と登録してあって、それが小学校の電話番号だったから。私が学校の電話番号を登録する時は校名で登録している気がするので、「ガッコウ」という登録を見つけて何となく「あれ?」と思ったのですが、さして気に留めずそのまま電話してしまいました。後から見てみたら、この春入学した学校は校名で登録してある。家電話の最近の登録はこももがほとんど入力していて、こももの友達の電話番号もたくさん登録してある。知らずに重複して入力したのか変更したのかわからないのもたくさんありそうで、調べる気にもならない登録数。

というわけで、せっかくだから登録は変更しないでおこうと思いました。こんなドジをやらかした記念にはなりますね。「ガッコウ」は小学校だと知ったから、次はさすがに間違えないでしょう。そう、こももはもう小学校を卒業した。新しい環境に飛び込んでいくために、あえて小学校の頃とは別人のようになって(新しい自分を獲得して)すっかり馴染んだふうですが、母は何だか乗り遅れていますね。

久しぶりに青い空を見ました。

長いこと居座っていた台風がようやく行っちゃってくれて、午後には待ちに待った抜けるような青い空が広がっていました。まだ風が木々を揺らす音が凄まじいです。ここまで来るまでが長かったですね。何日も綿々と続いていた灰色の空と土砂降りの雨が、ちょうど『はてしない物語』の冒頭の描写と生々しく重なって読みたくなりました。

台風の影響については、暴風警報が朝6時半に解除になったため学校の授業は通常どおりというメールが届きましたが、電車が運休になったり本数が減ったりして、こももはいつもより遅れての登校になりました。