君と歩いた道

2017年に公立中高一貫校に入学した娘は、2023年に大学生になりました。

勉強不足

今回のテストの結果は学年全体としても悪かったようだ。こももは全教科合計の平均をかろうじてクリアしたものの順位は大幅な下落。平均を下回った教科もちらほら。英語は満点を取れなかった。

まあ当然の結果だ。だって、ふざけてるのか?と思うほど勉強時間が少な過ぎ。計画からして試験範囲を網羅しておらず、案の定手を付けられなかったところがたくさんあって穴ぼこだらけの勉強だった。かといって、この悪い結果を次に活かそうとする危機感みたいなものが、こももの中に芽生えたかというとそれも微妙。全力を注いでいないから、それなりの結果を出しても自分への言い訳みたいな台詞しか出てこない。

友達同士で点数を教え合って、誰々と全く同点だったとか、誰々は何点だった(自分よりやや上だったり下だったりするが似たり寄ったり)とか、誰々は何点だった(友達同士で話した中では最高得点だがそれでも7割超)とかで、だいたい総じて良くないことがわかる。

こもも、そこで安心しちゃってないか?

入学して半年、学校に慣れてきたのはいいが、その影響が良くない方向に出ているようだ。要するに、たるんでいる。

◇問題点

・日々の予習復習を含めた学習時間が足りない。宿題だけで終わっている。普段の学習が足りないからテスト期間に入って慌てることになるわけだが、それでは試験範囲のボリュームに対応できない。テキストやノートの試験範囲を眺めただけでは頭に入らない。時間がないから繰り返しできない。

・日常的に復習ができていれば全部やるのが無理だとテスト期間に入る前にわかるので、学習計画は復習の見直しと弱点の補強、最後にまとめ、などポイントを押さえた計画が立つが、復習の地盤がないからテスト期間に全部やろうとして行き当たりばったりの計画を立て、直前になってやっぱり全部できなかったということになる。

◇今後の課題

・日常の2時間以上、テスト期間の3時間以上を確保。

・その時間は勉強に集中する。

・宿題だけではなく、予習または復習のやりやすい方だけでも必ずやる。

気持ちが勉強以外の方へよそ見したくなる思春期。それでも誘惑に負けずにセルフコントロールする強い気持ちを持てる子は、相応の集中力を発揮して良い結果を出しているのだろう。

数学について、ちょっと前に数学の先生と交わした微妙なやりとりの意味が、こももも何となくわかったという。けっして良い成績ではないのだが、全体的に悪かったから順位的に上の方に上がってしまったということのようだ。

困ったものだよ。

せっかく勉強できる環境を活かし切れないなんてもったいなくて涙が出る。ああ、もったいない。