君と歩いた道

シングルマザーもものブログです。公立の中高一貫校に通う娘がいます。

帰らない年末年始は初めてのこと

 私は実家が大好きなので、例年だと年2〜3回は帰り、1〜2週間は滞在できればしたりして、ですから年末年始に帰らない選択なんてこれまで皆無で過ごしてきたのですが、今回初めて(初めてですよ!)、帰らずに自宅でお正月を迎えることになりました。

 こんなことがあるものなんですね。大晦日を目前にして、ようやく受け入れられてきました。帰らない年末年始。

 思えば最後に帰ったのは、昨年の年末年始でした。

 

 実家は勤務先に遠距離通勤できるくらいの距離なので、行こうと思えばいつでも行ける近さではあるのですが、そこで暮らしていないため、帰らないことになりました。

 秋口までは、実家の家族とも電話で「年末年始は帰りたい!」と話していましたが、それ以降、帰る、帰らない、という言葉を口にするのがためらわれて、師走も半ば過ぎてやっと、お互いに口にしないまま暗黙の了解です。

 

 弟夫婦が、カレンダーと、娘にお年玉を持ってきてくれました。私からも、甥と姪へのお年玉を預けました。家まで来てもらわず、車を停めた場所まで私が行き受け渡し。

 口座振込とか現金ではない受け渡しもあるのでしょうけれど、やはりお年玉は、新年のご挨拶で訪れたり出迎えたりとのセットで発生する行事と思われ、会うことはできなくてもせめて現金で渡したい。現金ではあるけけど、お金というだけの意味ではないものが、お年玉には込められていると思うのです。

 新券を用意できず、祝い袋とお金を義妹に渡し、新券に両替してもらうことに。

 カレンダーは、弟の会社からもらってきてくれるものです。昨年譲ってもらった3社のカレンダーが、世界や日本の風景を毎月めくりで見られて目を楽しませてくれたので、今年もリピートさせてもらいました。カレンダーを作って配るのも、企業にとっては大変なことで、今年もカレンダーを作れて良かった、作ってくれてありがとう、などホッとするやら、さまざまな思いが過ぎります。

 

 仕事納めも無事に終わり、コロナ禍で踏ん張った一年が暮れていきます。ウィルスの終息には数年を要するのかもしれませんが、新しい年が少しでも明るい年になりますように。高齢の母が健康で過ごせますように。

 来年も、感染防止に努めつつ、経験したことのない経験が、人生の財産になるように頑張りましょう。