君と歩いた道

シングルマザーもものブログです。公立の中高一貫校に通う娘がいます。

眠れる森の娘のその後

ふと思い出しました。娘は入学してからつい最近まで眠ってばかりいたこと。学校から帰ってくると、そのままベッドに倒れ込む毎日。ともすれば制服のまま気を失うように寝てしまいます。食事も入浴もしないで、朝まで眠っていることもありました。

中学生の女の子には、そういうことがあるんですね。個人差はあるのでしょうけれど、そういう女の子が少なからずいることを娘を通して知りました。

もちろん疲れているのもあったと思います。

生活のリズムが崩れるのは親の目から見ると心配で、良くないことのように思われました。何とか無理をしてでも、食事と入浴だけは淡々とやって、気持ち良く就寝してほしいと思っていました。

医師や学校の担任にも相談しましたが、みんな言うことは違うのです。一時的なものだから無理に起こそうとしないで、生活が乱れたら自分で何とかしようと動き出すからそれまで放っておくのが吉とか。一方で放っておくだけじゃダメだとか。

実際、起こそうにも起きません。しかし、朝になるとむくりと起きて学校には行きます。

女性ホルモンが急激に増えてくる思春期。そう考えると体と心のバランスが不安定になるのはわからなくもありません。かといって、そういう体の事情を周りにいちいち説明して歩くわけにもいきませんから、そのために人間関係で必要な連絡が遅れたりすることもあって、気が気じゃない心境で見守っていました。

この年頃は、事情やしくみが理屈でわからなくても、目の前にいる友達の様子をお互いに認め合って成長していく時期なのかもしれませんね。娘の友達に感謝です。

最近は、学校から帰ってきてそのまま朝まで眠ってしまうことはめったになくなり、一緒に夕食を摂れるようになってきました。いつの間にかです。やっぱり、年頃特有のものだったのかな・・