君と歩いた道

シングルマザーもものブログです。公立の中高一貫校に通う娘がいます。

子育てしたい町と公立中高一貫校のイメージ

先日、隣町に住む知人と話しました。公立中学に通うお子さんは、娘と同い年で運動部に所属しているそうですが、熱心な運動部と思いきや知人が顔をしかめるほどゆるいのだそうです。

活動日は週3日で、選手を決めるのも先生やコーチの判断ではなく「試合に出たい人は手を挙げて」という感じだとか。本人のやる気を重視したい方針と見えなくもないですが、通塾などで部活を休む先輩も多いそうです。知人曰く、だから強くならないと。

いかにもイマドキな学校事情だなと私は納得してしまいました。おそらく先生方も、それ以上のことがやりたくても制限されてできないという面もあるのでしょうね。

そういう意味では、娘の学校の部活は熱心です。幸い顧問を引き受けてくださる先生もいらっしゃって指導もしっかりしてくださる。

ちなみに、知人は娘の学校に対して「生徒は勉強ばっかりガリガリやっているんじゃないの?だから友達も作りにくいんじゃないの?」というイメージを持っていたようです。

実際は、勉強は確かにさせるけれど勉強だけやっていれば許される学校ではなくて、部活に行事に全力投球せざるを得ない環境が用意され、友達の存在がそういう毎日を支えてくれているという印象です。

また、知人のお子さんが通う公立の学校は、我が家と目と鼻の先の隣町でも自治体が違うので、娘の学区の公立の小学校や中学校とも違った状況がありそうです。

隣町の公立小学校では、子どもたちの声が騒音になるという理由で体育館の片側の窓を閉め切って使うと聞いたことがありますが、そういう話を聞くと本当に学校はいろいろなんだなと思います。

外から見ただけでは、隣町は住みたい町というイメージを持たれやすく、同じ子育て世代でも意識高い系の親御さんが多そうに見える自治体ですが、実際に子育てするとなると残念な面もあったりして、住んでみないとわからないこともありますね。

こちらの自治体は、地域が子どもたちを見守って育ててくれるようなムードがあり、たまたま縁があって住みついたとはいえ、子どもの心身の成長にとってありがたいなと思われることが多いです。