君と歩いた道

2017年に公立中高一貫校に入学した娘は、2023年に大学生になりました。

ねむりひめ

娘はまだ中1なのに、授業中に居眠りするなんて母は考えもしなかった。

部活から帰ってきて、ふーっと一息つくと、もううたた寝してしまうので、バタバタと入浴、夕食と急がせるのだが、食べながら舟を漕いでいることもある。

そんな様子だから、「学校で授業中に居眠りしたりしてない?」と半ば笑い話のつもりで聞いてみたのだ。(さすがにそれはないよね?)と思いながら。そしたら娘、笑い話どころか真顔で「あるよ」と即答。(え?)と母は絶句しつつ何とか平静を保ち「何の授業で?」と聞いたら、「地学が!地学が!どうしてもダメなんだよねー」なんて苦しそうに言ってきて、そう言うあとからもう睡魔に襲われる。地学で地震をやっているとか思い出すだけで眠くなるのか。「おーい!」と何度も呼んで起こすと、「あ、今寝てた?」みたいにハッとするやりとりの繰り返しだ。

入学してもうすぐ1年になるが、今こんなんでも、そのうち体力がついてくれば、心身ともに余裕が出てくるのだろうか。いつか本当に笑い話になる日が来るのだろうか。ずっとずーっとずーーーーっとこんな感じだったらどうしよう?なんて母の心配が、余計な取り越し苦労であってほしい。

新年の祈願は、娘の体力増進だな。