君と歩いた道

2017年に公立中高一貫校に入学した娘は、2023年に大学生になりました。

基礎英語の秋

小学生の時から、ラジオとエクスワードで聴き続けてきた基礎英語。この夏はまともに聴けなかった。生活リズムが普段と異なるからという言い訳もあるが、8月は復習月間ということで新しい内容ではなく、何が何でも聴き逃さないぞという熱意が低迷していた。

学校の宿題だったので付録のワークブックは早々にやっていたが難しくはない。チョチョッと片づいてしまう。毎日決まった時間に耳を傾けるという習慣は、容易に崩れていた。浮き足立って、興味は明らかに他に飛んでいた。

こももの英語の力は、耳から入ってくる英語を熱心に聴き続けてきたからこその成果。このままペースを崩して聴かなくなれば、成績は呆気なく地の底へ落ちるだろう。外国語の習得は、日々の積み重ねが大切なのだ。

そういう意味では、小学生の時の方が貪欲に聴いていた。朝の時間に余裕があったこともあるが、私が何も言わなくても、こもも自ら何はともあれ基礎英語だった。

入学して初めての夏休みが終わり、忙しさとともに少しずつペースを戻しつつある秋。スパッと元に戻るわけじゃないところが側で見ている私には歯痒いが、徐々に回復するのを辛抱強く待つ。

自分が得意とするものでトップを取れなくてどうする。満点を取れなくてどうする。と、私は強く思う。こももは如何に。