君と歩いた道

2017年に公立中高一貫校に入学した娘は、2023年に大学生になりました。

やっと夏休み

やっとというのは私の実感。4月に入学してからというもの、こもも以上に私が、慣れないことに追われて忙しくてややこしくて毎日テンパっていた。4ヶ月も経てばすっかり慣れたでしょう?と周囲からはにこやかに言われるが、すっかり慣れない。一生慣れないんじゃないかと空恐ろしくなってくる。

しかし、とりあえず夏休みなので、一息入れる。後のことはまた後で考える。

こももにしてみたら一息入れるどころの夏休みではないのは知れているところ。宿題は濃いものばかり膨大。きっと大変なんだろうな。私は見て見ぬフリをさせてもらう。

というわけで、今日はこの4ヶ月で特に印象に残ったことをまとめる。

(1)部活

部活の予定が読めない。スケジュール表は直前に届く。それもざっくりとした。特に詳細についてのプリントが配布されるわけでもない。部活なので、原則本人たちが自主的に活動するものだからということだろうか。そう考えると、学校にそうしょっちゅう親が確認の電話を入れるのも気が引ける。こももに、わからないことはその場でちゃんと確認してくるように念を押すが、こもも自身も私に聞かれてから、あ、わからない、と気づくことがほとんど。自分で確認してくるというのも、まだスムーズにいかない1年生。

(2)とにかく寝ちゃう

勉強に部活に忙殺される忙しさは想定内。その中で、時間のやりくりをして勉強時間を作り出すことが当面の課題。生活のリズムを極力崩さず、淡々と、この混乱をくぐり抜けたい。

ところが、そうは問屋が卸さない。生活のリズムは崩れまくっている。重い荷物を背負って、ひたすら歩き、ラッシュの満員電車に乗り込む。毎日の通学だけで体力を消耗する。そこに学校生活と部活と勉強が加わる。食事も入浴もままならない。何事も後回しにしてすぐやらないからやらずに眠くなる。こもも自身もやらなきゃと思いながら、気持ちに行動がついていかない。

(3)いろいろな子がいる

小学校の時は比較的落ち着いた環境だったので、驚くことはそうそうなかった。確かに受検して広範囲から入学してくるわけだから、いろいろな子がいておかしくない。子どもだけで街に遊びに行ったりお金を使って遊ぶことに慣れている子たちもいる。今までこももが1人でとか友達と電車に乗って出かける範囲は最寄駅から2〜3駅だった。それが、友達があっち行こうこっち行こうと遊ぶ(街に繰り出す)提案を次から次へと挙げてくると、嬉々として行きたくなってしょうがなくなる。自分の都合を曲げてでも、欲望を止められない。

(4)リア充王国

学校から帰ってきて今日はどーだったこーだったと話してくることといえば、誰と誰がすでにリア充だった、しかしそれは実はとっくに終わっていて、今のリア充は誰なんだって、みたいな話題が目白押し。男女の仲が良いのは好ましいことだと思うけれど、お母さんはその超速なスピードの話題についていけず呆然と置いてかれる。

(5)英検3級二次試験の結果など

めでたく合格した。晴れやかな気持ちで夏休みを迎えられることは喜ばしいことだ。この結果を次へのステップにして大きく飛躍してほしいものである。

そして、週末には数検受験が待っている。初めての数検なので、控えめに小学6年生レベルの6級を受験する。小学校の算数の復習のつもりで、余裕で合格をもぎ取ってきてください。それが、はじめの一歩の自信につながることを、母は切に願っている。

どんな時も、自分の力を最大限に発揮するために大切なのは、自信を持つことだからね!