君と歩いた道

シングルマザーもものブログです。公立の中高一貫校に通う娘がいます。

念願のキャンパスツアー参加をクリアして達成感に浸る

 第1志望の大学に初めて出向いたのは、娘が中3の年の学祭でした。冷たい雨が降りそぼる中、昼頃から何とか足を運んだという感じで、演劇を1つ鑑賞して、模擬店で面白そうな料理をつまみ、学食で休憩しつつカレーライスを食べたかな。たくさんは観て回れなかったです。

 その後、年が明けて新型コロナの感染状況が拡大し、その年のオーキャンや学祭は中止。今年のオーキャンはオンラインでしたが、積極的に参加しました。オンラインといえど充実のプログラムで、有意義な体験ができました。

 そんなわけで、キャンパスツアーは是非とも対面で参加したかったのです。学校があるので行ける日程が限られる中、鼻息荒く予約をつかみ取りましたよ。娘ではなく私が。

 同伴者1名まで可ということで、遠路はるばる同伴して行ってきました。

 

 教室で大学の紹介や入試の注意事項を聴いたあと、学内を歩きました。ガイドしてくださった学生さんは、娘の志望と近い専攻だったので興奮しました。プログラムが一通り終わったあと、学生さんのもとに質問しに行きました。学部を選んだ決め手は何か、入試科目の戦略的な選び方など、尋ねたのは娘ではなく私です。

 娘は、私に吊られて会話に入ってきました。おーその意気だ、積極的にどんどん行くのだ、と私は心の中で発破をかけて。

 

 帰りに大学の敷地の外に出て、娘は待ち構えていたように「楽しかった!」と言いました。「やっぱり実際に来るのはいいよね!モチベ上がった!」と。それは何よりです。

 娘の頼りないところを数え上げたらキリがないのですが、まだまだ子どもなら、多少甘くてもサポートしてあげる必要はきっとあるのだと、思い立ったら出しゃばっていきます。やり過ぎなんじゃないかと戒める声が脳裏によぎりつつ、いつかは自立してもらいますから、それがまだもう少し先なのだと思うことにします。

 ともあれ、やる気がUPしてくれたなら、この際もう何でもいいよという親心もあります。