某日、家族以外の人と、というのは私の数少ない友人なんですが、2年ぶりに食事してお茶しました。記念すべき再会でありました。
それでもこの2年の間に1回、駅のホームでばったり遭遇し、「きゃー、ももさん!」と笑顔で手を振ってくる人がいて、それが彼女でした。その時点でもう充分ご無沙汰でしたから、私は相当な感動で立ち尽くし反応できないくらいだったわけですが、「ワクチン打ったら会おうね!」と彼女は弾ける笑顔で言い、私は「う、うん!」と応えた。それが今年の春のこと。あれから早7か月です。
お店に入ってテーブルを挟み、最初はお互いにマスクを取ったりつけたりしながら遠慮がちに飲み物を飲んでいましたが、食事ではさすがにマスクを取りました。食べ終わったらまたマスクをつけてとかして。
そんなちょっとぎこちない気遣いも楽しいほどに、会えたのがうれしく、いろいろ話せて本当に楽しかったです。
更年期と悪玉コレステロールの切っても切れない関係、眞子内親王殿下の結婚と皇室、やめられない止まらないポテトチップス、お互いの子どもの近況と将来、食費4万に抑える某友達すごい、株とかFXとか暗号資産とか、不動産賃貸の収入と管理、離婚を目指して生活ダウン、老後と年金、ハロウィーンのお菓子・・
お互い無事にコロナ禍をくぐり抜けてこられましたが、その間にも着々と歳を取ってきて、体や身の回りの環境の変化も進んでいきます。それも含め、ネタはいくらでもあります。ほんの数時間の逢瀬なのに、話し疲れて眠くなりながら、それでも話し続けていましたよ。
話題が尽きないのがこんなに楽しいことだったと、すっかり忘れていたみたいです。渇望していたのですね。
このまま、コロナ禍が終息してくれたらいいのになあ。そんなこと、ぼんやり思いました。