大学受験から大学卒業までに出ていく大きなお金を見積もる
娘が小さいときに始めた学資保険。18歳で200万円、20歳で200万円を受け取るプランで、合計400万円を貯める目的の保険商品です。被保険者(私)が死亡したら400万円の死亡補償が付いていますが、医療補償などの特約付帯はなく、満期に8%プラスになるということで契約しました。入学祝い金などもないシンプルなものです。
それを、230万円ほど貯めた時点で解約しました。解約返戻金は2万円弱のプラス。その資金を今度は自力で運用しながら、積立自体は額を増やし、高3の秋までに満額400万円まで積み切るスケジュールでプランを立て直しました。
そして大学受験が目前に迫り、改めて資金繰りの見直しです。私立大学の学費は年々上がっており、仮に私立大学進学となると、学費だけでも400万円では足りません。塾や予備校を利用すると、それだけでまとまった資金が必要になります。
そこで、見積を書き出してみます。
ちなみに、大学には現役で合格し、自宅から通学することを想定しています。学費が無料の海外の大学へ進学する道もあるよと娘に話したことがありますが、娘の資質から、高校卒業後にいきなりは難しいかなと見ています。
1. 受験前 約100万円
- 高2塾(季節講習を除く)2コマ約30万円
- 高3塾(季節講習を除く)7コマ約60万円
- 外部検定試験の受験料(1回あたり)英検準1級:10,700円、S-CBT / S-Interview:10,200円、TEAP / TEAP CBT 4技能:15,000円、IELTS:25,380円、パスポート(5年間有効12歳以上)申請:11,000円
2. 受験、学費 約400〜670万円
- 受験料、受験の交通費など 約40万円
- 保険の入学金 約30万円
- 大学4年間の学費(入学金を含む) 国公立大学 約260万円、私立大学文系 約500万円(但し、給付型奨学金を目指してもらう)
- 留学費用 約100万円(但し、給付型奨学金を目指してもらう)
3. 在学中に月々の資金繰りから補填するもの
- 大学4年間の通学交通費、おこづかい 約160万円
4. 在学中のイベント費用など 約100万円
- 入学式(スーツ、靴、バッグ、化粧品、撮影)
- 普通自動車運転免許取得
- 成人式(晴れ着レンタル、着付け、ヘアメイク、撮影)約30万円
- 卒業式(袴レンタル、着付け、ヘアメイク、撮影)
- 卒業旅行(但し、本人のバイト代で貯めてもらう)
というわけで、今年は学資積立のほか、高3塾の費用60万円を捻出したいです。いずれにしても私が失業しなければの話ですが、コロナ禍でもあり収入は減る前提で、支出を切り詰めていかねばです。