中高一貫校の中だるみというのは、よく言われるところでありますが、目の前にいる我が子の問題としては、なかなか思い至らないわけです。私自身が中高一貫校を経験していないから想像しにくいというのもありそう。
果たして、娘が勉強しないことの本質は中高一貫校の中だるみなのか。
小学校のときは嬉々として勉強していたのに、現在中２の娘は、少なくとも勉強するのに嬉々としてやる様子がありません。テストや課題に対処しているだけで（それが大変っちゃ大変なんですが）、自らどんどん進んで行きたくなるリズムとか、思わず没頭する集中力みたいなものが生まれない。乗ってこないというか。
学校の課題はわりとちゃんと出しているようで、テストの成績がパッとしなくても、中の上程度の評点を出してもらっているから安心しちゃうのかな。あるいは、目先の宿題だけでおなかいっぱい！食べ過ぎ！消化不良！みたいな。それは大いにあるか。
勉強が嫌いになっちゃったというわけではなく、勉強よりも何かと忙しい年頃といえば、なるほどそれもわかります。人生、勉強だけじゃありませんし、思春期の真っ只中にいるわけですからね。また、伸び代を大きく見積もっている時期とか、そう思いたいのはやまやまというか、まあ親心です。
しかし、宿題と行事と部活と毎日せっせと追われているのに、何となく暇そうに見えるのは何故なんでしょうね。いわゆる〝慣れ〟のような状態なんでしょうか。
中学生になって、早くも折り返し地点を過ぎました。あっという間に３年生です（進級できれば・・・）。娘のエンジンはいつかかるのでしょう。できることなら私が娘と入れ替わって、ガツガツ勉強したいです。
ええ、やる気になればいくらでも勉強できる１０代の娘がうらやましい母なんですよ。
