君と歩いた道

シングルマザーもものブログです。公立の中高一貫校に通う娘がいます。

受験シーズンに思う

娘の受検に備えてネットで情報を集めるうちに、数々の受験ブログに目が行くようになりました。それが娘が小6の頃からでしょうか。

最初は、公立中高一貫校受検に向けた勉強法や対策、学校の情報が検索のメインでしたが、そのうち私国立中学受験、高校受験、大学受験、と受験全般にわたって関心の領域が広がっていきます。娘が中学受験しないとしても、娘がともに歩む同学年の子たち、先輩・後輩の動向として注目するようになります。

そして娘の受検から1年が経ち、娘を取り巻く受験事情に対して、振り返って観られるようになってきました。

娘の入学した学校の名前が雑誌の合格者ランキングに載るのをリアルタイムで目にして、ようやく事態を把握したというか。受験事情に注目しているのは受験生当事者だけじゃないのだと。去年はそれがまだ実感を伴っていなかったのですが、今年は徐々に納得です。

たとえが正しくないかもしれませんが、競馬とか競艇のように受験事情を予想したり、それに対して結果がどうだったりという情報に一定数の需要があるのですね。そして私自身も、そこに興味が向いています。

きっと娘たち(生徒たち)も、学校でそういう情報にさらされているのでしょうね。

娘はまだ、大学の名前をそれほど知りません。大学名を聞いて「頭がいい学校なの?」なんて言ったりして、それを聞くと、うーん・・・と口ごもってしまう母です。

何かに反発するように、安易に「頭がいい」という言葉を発する娘。頭がいいかどうかじゃなく、そこで何ができるのか、何がしたいのか、行きたい大学に行くためにはどんな勉強が必要なのか、という自分オリジナルの物差しで大学を見つめられるようになるのは、まだこれからのことなんでしょうね。

親の目線から見ると、

・学校の勉強だけで行ける大学に行くコース、

・目標を定めて必要とあれば、通塾して備えるコース、その場合いつから通塾するか、

のどちらで舵を切るかで、予算が大きく変わってきます。

言うまでもなく、学校の勉強だけで大学に行ってくれるのが望ましいです。仮にそれが恵まれた学習環境じゃないとしても、本人が目標に対するモチベーションを維持して勉強してくれたらそれがベストです。しかし、学校の勉強でモチベーションを維持できない場合、通塾も視野に入れることになるのかな・・・と思う面もあります。親としては、まずは子どもに勉強する楽しさを知ってほしい。それはつまり、憧れの先生を見つけてほしいということで。

2年生に進級して、気持ちも新たに新年度のスタートを切ってほしいですね。