君と歩いた道

2017年に公立中高一貫校に入学した娘は、2023年に大学生になりました。

数学について考える秋

受検した時の適性検査の得点開示では、よくまあ受かったなと背筋が凍りつく点数だったけれど、加えて入学前の事前登校日に受けた学力テストもたぶんそれほど良い成績じゃなかったんじゃないかと、入学後に薄々予想することになる。なぜかというと、数学のクラスが中間テストの後に変わったから。少人数クラスが学力別編成だとか学校からは聞いていないが、クラスが変わってから進度が全然違う、速くなったというこももの実感からの推察だ。

入学当初の学力推移調査と中間テストの結果は思いのほか良かった。こももは慎重で、テストの後の手応えを低く見積もる傾向がある。実際結果がわかってみると、え?そんなにできてたの?ということが多い。少なくとも国数英に関しては。理社はまた別ですね。

この時期のテストは入学前に蓄えた学力を見られるとよく言われるが、数学に関してはどうなんだろう。正直何かを断言するほどの根拠はない。こももは中学受験の算数はやっていないので、小学校で身に付けた基礎の上に、中学に入学してからの学習が積み重なってということだとしても、そう言われればそうかもしれない。

どちらにしても、こももは算数や数学が特に好きとか得意という意識はなかった。小学校の勉強は好きだからやっていたというより、当たり前にやっていた。強いて言えば、何でも完璧にやりたい負けず嫌いなところからそうなるのか、苦手なことでも嫌いな先生の科目でもだからできないと思われたらくやしいから頑張る。

そして中学生になって半年、数学の成績が予想を上回るいい感じな趣き。Z会の数学も半年溜めて手を着けられないながら、これから遡って最初から余すところなくやりたい!というので、私の退会の意思はすんでのところで踏みとどまっている。

ついでに英語も、Z会は学校の教材と連動していると言ったら、こももはやりたい!と言う(同じこと前から言っていたのですが・・・忘れちゃうんですね)。この半年宿題に追われて予習や復習まで手が回らなかったけれど、Z会の学習が学校の予習や復習になるかも?という期待を抱いたっぽい。

それでふと思ったこと。予習や復習を自分でやるというのは、もしかしたら今のこももにはまだ難しいのかもしれない。届いた教材を片っ端からやっていく通信の教材は、自分でやるというのとは違うけれど、中1のこももにはまだ必要なのかな・・・なんてちょっと思った。

手を着けられていないと、母はつい受講料の額面が脳裏に浮かんでとっとと退会したくなってしまうけれど、もう少し様子を見てあげようかな、退会どころかこの際(どの際?)英語も追加してあげちゃおうかな、と考える秋なのです。