君と歩いた道

シングルマザーもものブログです。公立の中高一貫校に通う娘がいます。

2019年9月〜2020年にかけて家で観た主な映画・ドラマ・再放送など

 途中から、コロナ禍を凌いだ映像作品の記録でもあります。ここには載せておりませんが、とりあえず録画しながらまだ観ていない作品は、来年に持ち越しです。

 個人的に特筆すべき点は、『ハリーポッター』を初めて観たこと、『E.T.』をテレビで初めて観たこと、『未来少年コナン』を娘と一緒に観られたことです。

 『E.T.』は劇場公開時、家族で映画館に行って観た映画です。改めて観ると、細かいところは覚えていないというのも発見でしたが、E.T.がものすごく人間的に描かれていたんだなと思いました。

 

2020年のリアル

  • 24 JAPAN〈放映中〉
  • 監察医 朝顔〈放映中〉
  • 極主夫道
  • 半沢直樹
  • 私の家政夫ナギサさん
  • 太陽の子
  • おじさんはカワイイものがお好き。
  • おカネの切れ目が恋のはじまり
  • BG〜身辺警護人〜
  • いいね!光源氏くん
  • 女子高生の無駄づかい
  • テセウスの船

 

2020年の再放送

 

2020年の金曜ロードSHOW!

 

DVDレンタル、録画で観た作品

2020年

  • 北の国から '89帰郷
  • 北の国から '87初恋
  • 霧の旗(山田洋次監督作品 1965年5月28日公開)
  • 男はつらいよ(テレビドラマ版 1968年10月3日〜1969年3月27日放映 全26話のうち第1話、最終話)
  • 東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜(テレビスペシャル版 2006年11月18日放映)

 

  • 海よりもまだ深く(2016年5月21日公開、2019年10月11日放映を録画)
  • 小さいおうち(2014年1月25日公開、2015年3月1日放映を録画)
  • 海街diary(2015年6月13日公開、2018年6月9日放映を録画)

 

 

 

 

 

 

 

  • サマーウォーズ(2009年8月1日公開、2019年7月19日放映を録画)
  • 翔んで埼玉(2019年2月22日公開、2020年2月8日放映を録画)

 

 

 

2019年

 

 

帰らない年末年始は初めてのこと

 私は実家が大好きなので、例年だと年2〜3回は帰り、1〜2週間は滞在できればしたりして、ですから年末年始に帰らない選択なんてこれまで皆無で過ごしてきたのですが、今回初めて(初めてですよ!)、帰らずに自宅でお正月を迎えることになりました。

 こんなことがあるものなんですね。大晦日を目前にして、ようやく受け入れられてきました。帰らない年末年始。

 思えば最後に帰ったのは、昨年の年末年始でした。

 

 実家は勤務先に遠距離通勤できるくらいの距離なので、行こうと思えばいつでも行ける近さではあるのですが、そこで暮らしていないため、帰らないことになりました。

 秋口までは、実家の家族とも電話で「年末年始は帰りたい!」と話していましたが、それ以降、帰る、帰らない、という言葉を口にするのがためらわれて、師走も半ば過ぎてやっと、お互いに口にしないまま暗黙の了解です。

 

 弟夫婦が、カレンダーと、娘にお年玉を持ってきてくれました。私からも、甥と姪へのお年玉を預けました。家まで来てもらわず、車を停めた場所まで私が行き受け渡し。

 口座振込とか現金ではない受け渡しもあるのでしょうけれど、やはりお年玉は、新年のご挨拶で訪れたり出迎えたりとのセットで発生する行事と思われ、会うことはできなくてもせめて現金で渡したい。現金ではあるけけど、お金というだけの意味ではないものが、お年玉には込められていると思うのです。

 新券を用意できず、祝い袋とお金を義妹に渡し、新券に両替してもらうことに。

 カレンダーは、弟の会社からもらってきてくれるものです。昨年譲ってもらった3社のカレンダーが、世界や日本の風景を毎月めくりで見られて目を楽しませてくれたので、今年もリピートさせてもらいました。カレンダーを作って配るのも、企業にとっては大変なことで、今年もカレンダーを作れて良かった、作ってくれてありがとう、などホッとするやら、さまざまな思いが過ぎります。

 

 仕事納めも無事に終わり、コロナ禍で踏ん張った一年が暮れていきます。ウィルスの終息には数年を要するのかもしれませんが、新しい年が少しでも明るい年になりますように。高齢の母が健康で過ごせますように。

 来年も、感染防止に努めつつ、経験したことのない経験が、人生の財産になるように頑張りましょう。

高1塾に通い始めて1か月の振り返り

 娘が塾に通い始めて1か月が過ぎました。様子を聞く限り、順調な滑り出しで始まっている印象です。ここでは、現時点でこの塾を選んで気に入っている点、そうでもない点を整理してみようと思います。

 

◆ 気に入っている点

  • カリキュラム

 基礎固めをしながら、定着していない部分を掘り起こしつぶしていくというシステムが、高1娘には適していると感じられます。

 現在は、娘の場合1コマで3〜5回分進んでいるようです。難しくなっていくにしたがって進める量は減っていくと思われます。

 

  • 講師はすべてプロ

 在籍している講師はたくさんいて、万が一合わないということがあれば別の講師に替わってもらうことはできそうです。

 一方で、合う講師だった場合、その講師が持っている曜日や時間により、都合が合わず取れないということもあります。講師の変更を受け入れられるのであれば、問題ないかもしれません。

 

  • 校舎の中が明るく清潔感があり活気がある
  • 受付が明るい

 受付の職員同士の会話で、内輪受けのような話し方を耳にしない。入室者に対し、すぐに声をかける。相手が生徒、保護者にかかわらず、どの職員も笑顔で、ハキハキした話し方で接してくれる。清潔感、緊張感がある。これは、校長のリーダーシップが機能しているということでしょうか。

 

  • 自習室の充実

 ガラス張りの自習室を、黙々と机に向かう生徒たちの真剣な表情や背中が埋めている様子を外から目にし、これが何より圧巻でした。刺激を受けてやる気がむくむくと湧き上がってきそうな気になります。

 

  • 大学受験専門の塾

 通ってくる生徒たちの目的が一致していることが、校舎内の良い意味での緊張感、一体感を生み出しているのかなと思いました。

 

  • 担任制

 電話やメールなど、連絡が取りやすい。電話をかけて担任が受話器に出られない際には、最初に電話を取った方が積極的に用件を聴いて対応しようとしてくれる。

 

  • 駅から近く、繁華街を経由しないで通える

 塾や予備校の立地として、生徒を集めるという観点から、どうしても便利な駅周辺、どこからでも通える場所になりやすいですが、少なくとも、駅から塾へまっすぐ直進できる動線で良かったと思いました。

 

◆ そうでもない点

  • 原則コマの振替はできるが、担当講師が週に数回しかいない等により、結果的に振替を諦めるか、講師の変更を余儀なくされる

 在籍する講師の数は多いようですが、すべての講師が常勤ではなく、講師の都合や塾の方針によって受け持ちのコマを割り振りして担当するということでしょうか。

 娘の先生は受け持ちのコマが少ないため、振替はほぼできません。娘が気に入っている先生なので残念です。

 

  • 受講の申込方法がややこしくてわかりにくい(私の場合)

 申込の案内がなかなか来ないと思ったら、すでにあれがそうだったとか、てっきり申込したつもりだったけれどされていなかったとか、やり方やスケジュールを電話で改めて確認するなどして最初は苦戦しました。

 

◆ 特記事項

 この塾で気づく点として、学生アルバイト風の職員がいないことがあります。

 娘の場合、通塾で求めるところは、大学生の経験談や勉強法を聴くこと等ではなく、先生の対面での指導なので、そこは合っているのではないかと思います。

高1塾選びの分かれ道

 高1も半ばを過ぎると、大学受験は2年後に迫っていました。娘は、高校生になってから「塾に行きたい」意向を示し、自ら行きたいと言ってきたのは中学入学以来初めてなので、早速手当たり次第に資料請求をしました。

 徒歩圏内、地元沿線、通学圏内、オンラインのくくりで分けて探しました。娘の希望は徒歩圏内です。

 徒歩圏内・地元沿線では、大学受験専門の個別指導の個人経営塾が1校、小中高や中高向けの塾で大学受験にも対応する塾が4校。通学圏内では、大学受験専門の大手予備校が数校。加えて、オンライン塾が数校です。

 しかし、資料請求した限りだと、どれもパッとしない印象。

 

 そんなとき、娘が学校から持ち帰った某塾の学部学科選びの冊子の編集が目を引きまして、すかさず説明会の予約をして現地に出向きました。同時に、対面授業がメインの河合塾にも面談の予約をして話を聞いてきました。

 娘はオンラインがいやで、かつ映像授業も眠くなるので乗り気ではなく、まずここで東進が選択肢から消えます。

 河合塾は、娘と一緒に話を聞きに行ったのですが、校舎の中が薄暗いというか、建物が古いからでしょうか、圧迫感があり落ち着かない。講師の質は良いという話は聞きますから、受験生になったら別の校舎でお世話になることがあるかもしれませんが、今じゃないかな・・と思いました。

 

 最終的に娘とともに選んだのは、対面で、かつ授業方式ではない塾。毎回小テストを受けて、間違えたところを解説してもらうという指導法の塾です。これは、娘が小学生のときに通っていた学研教室のシステムに似ています。娘は学研教室が好きだったので、この塾のやり方に最初から好印象を持ちました。

 週1コマで、科目は英語にしました。苦手科目の底上げより、もともと好きだった英語を得意科目に引き上げたい目的です。部活で忙しくてもコツコツと続けられ、マイペースでどんどん進めることもできます。

 娘の当初の希望の徒歩圏内ではありませんが、学校帰りに通いやすい立地なので、娘も手を打った次第です。

学校説明会で言われる塾なしで国公立大学受験の真意

 学校が表向き言うように、国公立大学受験は学校の勉強をしっかりやっていれば塾なしで対応できるのか。生徒が後悔しない進路を選び取れるのか。

 娘が公立中高一貫校への入学前から入学後、そして中学3年間を過ごし高校生になり、学校を中から見てきて、今どう考えるかを整理してみたいと思います。

 

 結論から言うと、学校の勉強についていけていれば、塾なしで国公立に行ける、これに尽きます。逆に言うと、

  • 学校の勉強だけでは物足りない
  • 学校の勉強についていけない

この2点のどちらかが、通塾を考えるケースになります。

 つまり、学校の勉強だけで国公立を目指せるかどうかは、全生徒に当てはまることではないということです。一方で、学校の勉強だけで国公立を目指せる生徒に来てほしいというのが、学校説明会の真意だと、娘が入学して4年目にして私は思い至りました。

 学校は、入学者の何割かが、そのように大きく伸びるのを想定しているのでしょう。

 まるでギャンブルのようです。教育をギャンブルと表現するのは不本意ですが、仮にこのギャンブルに負けたとしても、気にしないで我が道を行く強靭な精神が、公立中高一貫校に入学する生徒には求められます。

 

 中学生が大学受験をイメージして行動するには、心身の成長に個人差があります。また、中学生が言う、塾に行きたい、行きたくない、という意思がどれほどのものなのかは、漠然としています。通塾したとしても、生徒が国公立を目指すのかは約束されたものではありません。

 学力の積み重ねや定着は、生徒の成長に応じて、さまざまな環境要因に左右されます。

 考えてみれば、当然のような気もします。100%はない。お尻を叩いてついてこられる生徒は一部で、振り落とされる生徒もいるし、振り落とされなくても必死でぶら下がってしがみついて、やっとの思いで学校生活を送っている生徒もいる。

 

 娘の場合は、振り落とされないようにぶら下がっているのは確かですが、必死さが欠如しています。難易度の高さと進度の速さに疲弊して、いつしか目標が低く、そこそこのところで楽天的に満足するようになっています。国公立を目指せる学力まで至らないかもしれません。

 少なくとも、娘が行きたい国公立は偏差値が東大並みという説もありますから、それで目指すとかふざけんなという世界です。

 けれど、そんなことは娘に言いません。娘が自分で気づくときが来るのを待つ母を、静かに静かに演じます。娘が公立中高一貫校に入学して折り返し地点を過ぎた、母の悟りです。