君と歩いた道

2017年に公立中高一貫校に入学した娘は、2023年に大学生になりました。

カラフルすぎるノート作り

ノート作りが目的になっているようなキレイなノート作り。娘ノートについてです。

そこに拍車をかけるのが、ホルダーと替え芯で自分オリジナル仕様にできるスタイルフィットなど、女子心をくすぐるおしゃれな筆記用具の存在です。最近では、文房具売場に行くとすぐ目につくくらい場所を取っていますね。

小学生までは鉛筆を使うという約束で、入学のお祝いに戴いた赤い筆箱を6年間使って筆記用具は整然と収まっていました。学校では、鉛筆、赤と青の鉛筆を使うという約束でした。

それでも高学年になると、友達と誕生日プレゼントの交換などでシャーペンやスタイルフィットをもらったりあげたりしてどんどん増えていき、今では大量のシャーペン、カラーペンを収納してペンケースは膨れ上がっています。

また、娘はスタイルフィットの替芯をしょっちゅう切らします。使い過ぎているからです。これ、高いですよね。必需品じゃないものはお小遣いで買ってもらうことにしていますが、何食わぬ顔でねだってきます。贅沢です。

さて、閑話休題。実はここからが本題です。

学校で課される宿題は、量も質もてんこ盛りです。もちろんノート提出もそのうちに入るのですが、本題は、そこまでする娘力作のノートが、他の勉強まで手が回らない状況を作り出してないかい?という点なのです。

ノートまとめに何色も使って、どれがポイントなのかがわかりにくい。そもそもノートって、大事なことや閃いたことをメモする程度でよくないか。説明文まるごと総天然色で写したりしているのを見ると、カラーペンを効果的に使えていないようにも見えます。

地の文は鉛筆(シャーペン)で、強調したい箇所に使うのは赤ペンと青ペンの2色くらいの方が、よほどポイントを押さえた知識の整理ができそうなんだけど・・・

やんわり言っても貶されたと言い張っていじけるので、下手なことは言えません。ダメ出しじゃなくて、娘が素直に耳を傾けられるようなうまい言い回しがどこかに転がっていないかなぁ・・・と悶々とする学年末なのです。