君と歩いた道

2017年に公立中高一貫校に入学した娘は、2023年に大学生になりました。

高校生テストと中学生テスト

昨年秋、2019.10.27 高校生テスト(高0生)、2019.11.4 中学生テスト(中3生)を受けてきました。中学生になって初めて受けた統一テストです。四谷の小学生テストは小4秋、小5春と受けていましたが、中学生になってからは部活と重なって受けるチャンスがありませんでした。

受けてみての感想は、

小学生のときも今回も変わらないのは、娘は特に準備しないで受けた点です。どんな問題が出るのかを体験すること、どんな校舎かを肌で知ること、ぶっつけ本番で受けてどの程度の力を発揮するのかを意識すること、わからなかったところを振り返ることが目的です。

テスト結果には驚くような発見はなく、学校のテストや成績とそれほど乖離しない成績でした。

興味深かったのは、

娘曰く、高校生テストより中学生テストの方が難しく感じられた点。問題すべてということではないそうですが、そんな後味だったようです。中高一貫のカリキュラムが独特で、高校受験の学習をしていないからでしょうか。

また、今回高校生テストと中学生テストを別の校舎で受けたのですが(会場はいずれも東進ハイスクール)、成績表返却時の面談で学生チューターの力量を垣間見ることができたのは大きな収穫でした。

高校生テストを受けた校舎のチューターは、こちらの質問が2だとすれば、一瞬で10 返してくれるような賢さを感じました。話に中身があるだけでなく、アドバイスは具体的で、論理的な思考展開や的確な言葉選びは芸術的ですらありました。

一方で中学生テストを受けた校舎のチューターは、子どもの話し相手、聞き役といった存在で、結果に基づいた今後の指針のような話は聞けませんでした。

これは単純に、大学受験に向けた高校生テストと高校受験に向けた中学生テストの差なんでしょうか。それとも指南が優秀と見込まれた大学生アルバイトは、特定の校舎に配属されるのでしょうか。少なくともチューターの優秀さは、大学の名前では計れなさそうですが、配属される校舎がどう決まるのかが気になりました。

今後東進に行くことがあるとしたら、校舎を選ぶポイントは、優秀な学生チューターを集める敏腕校長がいる校舎とかね。

ともあれ娘には、数学に向ける惜しみない情熱がほしいです。

定期考査とおこづかいの見直し

娘の現在のおこづかいは月1,000円です。中学生になってから、おこづかい制度を導入しました。おこづかいをもらうことそのものや、おこづかい帳をつけることの意味を知るのが目的です。必要なものの購入は、その都度私のお財布から出してきました。

それとは別に、定期考査の結果に基づいてインセンティヴを出すことを不定期でやっていたのですが、2019年冬の定期考査でその内容を見直しました。下記は見直しの変遷で、今回は2次改定になります。

(当初)教科ごと、平均以上 ⭐︎=300円

(1次改定)科目ごと、平均以上 ⭐︎

(2次改定)科目ごと、

  • 平均以上 ⭐︎
  • 8割以上 ⭐︎⭐︎
  • 9割以上 ⭐︎⭐︎⭐︎

つまり、大幅な値上げです。ゲンキンな娘は目の色を変えました。これを、テスト結果に当てはめていくと、

  1. 国語 7割 / 平均以上 ⭐︎
  2. 代数 4割 / 平均未満
  3. 幾何 4割 / 平均未満
  4. 英語 5割 / 平均以上 ⭐︎
  5. 英G 8割 / 平均以上 ⭐︎⭐︎
  6. 物理 4割 / 平均未満
  7. 化学 7割 / 平均以上 ⭐︎
  8. 生物 8割 / 平均以上 ⭐︎⭐︎
  9. 憲法 9割 / 平均以上 ⭐︎⭐︎⭐︎
  10. 政治 9割 / 平均以上 ⭐︎⭐︎⭐︎
  11. 経済 8割 / 平均以上 ⭐︎⭐︎
  12. 歴史 6割 / 平均未満

締めて、今回娘は⭐︎を15個getし、4,500円のおこづかいを稼ぎました。ちなみに、もし全科目⭐︎を3個ずつgetできたら、10,800円になる計算です。

高校生になったら、月極のおこづかいを3,000円に値上げしようと思います。お金については、計画的に貯めて遣うことを習慣的に身につけてもらいたいわけです。

映画・旅行・展覧会のまとめ 2017〜2019

2017〜2019年に行った映画・旅行・展覧会の個人的なまとめです。娘が中学生になって、映画はレディースデーにおひとり様で行くことが増えました。それでも2019年後半は、わりと一緒に行けましたね。

⚫︎ 映画

 

 

※注 劇場の記載がないのは行きつけの映画館

 

⚫︎ 旅行

  • 2019年08月04日〜06日 広島 with 娘
  • 2019年04月01日〜03日 金沢 with 娘
  • 2019年03月27日 目黒川クルーズ with 娘
  • 2017年12月28日〜29日 湯河原 with 娘

⚫︎ 展覧会

手洗いとうがいで身を守ろう

小学生のときはできていたことが、中学生になるとできなくなるというのはよく聞く話ですね。娘もご多分に漏れずそういう面がありまして、代表的なものが手洗いとうがいです。

最近では何度言っても生返事しか返ってこない娘に、それでも諦めずに粛々と声をかけてきました。

ところがですね、先日帰宅後に、言われなくても自分から手洗いとうがいをしているではありませんか。朝も起き抜けにガラガラガラとうがいをしていました。新型コロナウィルスの感染の拡大に、危機意識が高まっているようです。

ちなみに、朝起きてすぐ、お茶を飲んだり食事をする前のうがいは予防効果が大きいと聞いたことがあります。起きたときというのは、細菌が口の中にウロウロしているときなんだとか。タイミングとして撃退の狙い目ということでしょうか。

流行の収束までもう少しの辛抱です。感染症予防をコツコツと頑張りましょう。

適性休みに剣道の稽古へ

学校は適性検査をはさんでしばらく休み。その間は部活も休みになるので、娘は剣道教室に行ってきました。教室は中3で卒業を迎えますから、心身ともに育ててもらった6年間を最後に後悔のないように締めくくってほしいなと思っています。

久しぶりの稽古でしたが、子どもの稽古のあとにある大人の稽古に声をかけていただいたとのことで、急遽そちらにも参加してきました。帰りに迎えに行くと、娘は思いのほか活き活きとして、いい顔をしていました。

楽しかったようです。大人の稽古ですから、参加しているのは大人の方ばかりなんですが、先生方はやさしく、アットホームな雰囲気に娘はすっかりなじんでいました。高校生になっても、引き続き大人の稽古に参加する気になっています。

そういえば、娘のこんなキラキラした笑顔を見るのは久しぶりでした。何だかじわじわとうれしく、感無量な気持ちになってきました。

まっすぐ前へ

稽古の見学を通して印象に残っている、先生が子どもたちにかける言葉です。この言葉の響きが、事あるごとに私の脳内にリフレインします。迷ったとき、悩んだとき、思うようにいかないときに、娘に思い出してほしいです。