君と歩いた道

シングルマザーもものブログです。公立の中高一貫校に通う娘がいます。

私大一般入試4校目の合格発表を受けて

 併願私大の入学と延納の手続をすませ、残っていた私大の合格発表を迎えました。受験した私大の中ではいちばん偏差値が高く、共通テスト利用では不合格だった学校です。

 娘の感触から、ひょっとしたら合格もあるかなと思いつつ、娘自身は自分にとって思ったより易しかったということはみんなにとっても易しかったということで、平均点が上がり高得点の戦いになって厳しいのではないか、けれど国立二次直前の最後の私大発表だから、どうか受かっていてほしい等、緊張をもって迎えた発表当日の朝。

 結果は合格でした。

 娘から合格のスクショを貼り付けたLINEをもらい、合格の二文字を見て、私はひょっとしたらと言っていたわりに目を疑いました。これは、国立二次に全力を尽くせ、という暗示とも思われました。国立は私大のようにいかないとしても、今からでもやれるだけのことをやって奇跡を起こしてほしいと真面目に思いました。

 また、入学手続をすませた学校と、今回合格を戴いた学校で、改めて天秤にかけて迷いが生じました。学部学科、教育の内容、知名度、人気度、受験偏差値を比べて、どちらを選ぶべきか。

 娘が言うには、友達を含め娘の学校関係者は皆、知名度があり偏差値が高い学校を取る。確かに今までの日本で日本型の就職がゴールなら、その基準は有効かもしれない。けれど、少子化が進む中で現時点においてでさえ学校推薦型選抜や総合型選抜が入学者の50%以上を占めると言われ、大学受験の難易度は今後も下がっていくことを想像すると、やはりどこを出るかより何ができるかで選ぶ方が数十年後の子どもの身を助けることになるのではないか。やりたいことが決まっていないなら、高校の延長のような環境の潰しが効く大学に行くのも選択肢の一つではあるけれど・・

 娘はここに来て、ようやくその気になって勉強する姿勢を見せています。すべての大学の合格に感謝です。エンジンかかるの遅すぎる気もしますが、最後の最後まで悔いなく走り抜けてほしいです。