君と歩いた道

シングルマザーもものブログです。公立の中高一貫校に通う娘がいます。

Go to or Not go to(もも家の場合)

 娘の学校の期間休業日に、近場でサクッと温泉とか・・行きたいな、行ってもいいかな、などと揺れながら、温泉宿や観光施設の物色を断続的に繰り返すコロナ禍。感染縮小の気配を感じると、気をつければ大丈夫かな、Go To でお得に行けるし、なんて欲望がむくむくと湧いてきます。消費者感情としては、キャンペーン効果に乗せられて貢献しているようです。

 しかし感染縮小が見られたと思ったときには、すでに拡大に転じているというのがウィルスなのか。人間の感情の動きを突いてくるような兆候を見せています。

 

 全国の日別感染者数は減っているのに、地元のそれはなぜか増えています。事業者が公表する感染確認だけでもすぐそこまで、日頃自分が利用する徒歩圏内のスーパーまで迫ってきて、公表されない感染がじわじわ近づいてきている感が否めません。

 また、私の居住区では、公立学校の感染状況などは数しか公表されません。どこで感染したのか、どこで増えているのかがわかりません。だから知り得る情報をもとに、それこそ空気を読むしかないのです。

 学校で陽性が確認された子どもが、同居親族の濃厚接触者で検査に至ったということは、少なく見積もっても発表される子どもの数の2倍以上の感染が、学区内の住民の間で確認されているということです。そういう学校が複数あるということは、塾や習い事で拡がった可能性も考えなければなりません。つまり、どこで感染したのか、どちらが先か後かなんて、わかりようがないということです。

 

 娘が通った小学校の通学経路は、私の通勤経路でもあり毎日歩いているのですが、子どもの見守りをしてくださる方がいる朝は学校がやっていると思われ、少し安心できます。しかし、濃厚接触者の定義が変わってきてその範囲が狭くなり、臨時休校も1日未満に抑えられている状況では、学校がやっていても感染が出ていないとは限らないのですよね。

 クラスターになれば数日臨時休校になるのでしょうけれど、そこまでにならないと把握できないとなると、ウィルスがいなくならない限りポツポツと感染する人が出てきてしまう。この状況に、自分や家族が身を置かなければならないことに苛立ちさえ感じます。

 娘の現在の通学経路の沿線でも、ここに来て初めて感染が確認されたという事業者の公表が増えています。逆に、学校付近の感染状況は、やや落ち着いてきたようにも見えます。ウィルスは移動しているのですよね。

 

 というわけで、Go To は、感染ゼロになった地域同士で活用されるのが良いのだろうと思われますね。また沖縄のような感染拡大が他の地方都市で起きてしまうのは極力避けたいです。コロナで亡くなる方や後遺症のために苦しむ方を、1人でも減らしたいです。

 もちろん自分や親族もその1人なのですが、娘は毎日登校し、私は通勤しています。自衛で感染を防ぐことに対して、諦めモードに足をすくわれそうになっています。

 それでも我が家は、もう少し辛抱するしかないかな。総合的に考えて、そんな気がします。ああ温泉に行きたい。