君と歩いた道

シングルマザーもものブログです。公立の中高一貫校に通う娘がいます。

卒業ではなくても卒業アルバムはある

 卒業式はないけれど、義務教育修了式もなかったけれど、中学3年間のアルバムが届きました。立派なアルバムです。そこには、1年生、2年生、3年生のそれぞれの1年間ごとに、学校生活や行事のこんなことあんなことがたくさん詰まっていました。

 ついこの間のことなのに、すごく時間が経ったような気がします。疾風の如く駆け抜けた3年間、気づいたら思い出になっていました。

 アルバムを見るのは楽しい半面、それがすでに過去の時間ということが信じられなくもあり、さびしくもあります。学習面では手を抜くことばかり覚えていく娘を、気が気じゃない思いで見つめてきましたが、思い出は圧倒的にキラキラしています。

 娘、よく頑張ったよ。

 

共通テスト同日模試の結果と展望

 いくら模試でも、傾向を調べて対策をするとか、多少なりとも準備することが勉強になるのではないかと思うのですが、娘は何にもしません。先月の同日模試もそうでした。

 それでも、文系5教科7科目を受験し、予備校で行われた受験前後の説明会に参加したことは、貴重な経験になったと思います。何もしないよりはマシな程度とはいえ。

 

 志望校には、国公立1校、私立5校をマークしたそうです。判定は、新高3生の1月における判定基準で6校とも「E」、新高2生の判定基準で「E」4校、「C」と「B」が1校ずつです。大学ランクと推移は、上位国公立大、最上位私立大に★が付いています。

 第1志望の判定では、得点率53.2%で、昨年度の第1志望の合格者の同時期受験の平均点を20点ほど下回りました。このままでは合格の望みはありませんが、今後娘はどこまでやるのか。茨の道を突き進んでいかねばならない自覚はあるのか。そこにかかっています。

 とここまで書きながら、成績がそんなに悪くないような気がしないでもないような・・いやいや、良くないでしょう。だって勉強しなさすぎ。数学が足を引っ張りすぎ。この成績で、上位国公立大、最上位私立大の合格ランクに入るのが謎でしかありません。その気にさせて入塾を促しているのでしょうか。

 

 模試の結果に一喜一憂しないという耳慣れたフレーズが、うっすら脳裏をかすめます。白黒つけたくなるのですよね。しかし未来の可能性なんて、白黒つく代物ではなく。

 当の娘は、相変わらずのんきです。

 

 そうそう、娘にも、東進の認定証が届きました。国公立大学文系コースで、得意を伸ばすおすすめ講座「現代文トレーニング」、実力アップのおすすめ講座「頻出古文読解」、認定特典「1志望校合格のためのコーチング、2入学金から25,000円免除、3学力診断テストの免除」だそうです。

 なんでも言ったもの勝ちみたいな世の中では、それを特典というのか。言葉の意味が破壊されています。

高1塾の冬期講習と保護者ガイダンス視聴

 昨年秋に娘が入塾してまもなく、冬期講習の案内がありました。コロナ禍で帰省できるかわからず、通塾も最小限にしたいため迷いましたが、仮に帰省することになっても参加できる程度ならと申し込みました。

 冬期講習といっても通常のテキストを進める内容で、スケジュールも無理のないものでした。結果として、カリキュラムを大きく進めることができたので、参加して良かったと思います。

 

 娘の塾では冬期講習期間に入る前に、実力診断テストと二者面談(生徒と担任)がありました。また、同じタイミングで保護者には、保護者ガイダンスの映像がメールで送られてきて、私はそれを三が日に視聴しました。

 校舎に出向かなくても、自宅で空き時間に視聴できるのは非常に助かることを痛感しました。コロナ禍ではなくても、限られた勤務時間外や有休を取っての参加は、精神的にも体力的にも負担が大きいのですよね。

 ガイダンスは、現高2・高1生の保護者向けの内容です。大学受験の動向、目標達成を見据えて計画をどう組み立てていくかなど、とてもわかりやすくまとめられていました。

 来年の今頃は、受験生の親として視聴するだろうことを想像しながら聴きました。

 

 大学を受験するのは子どもですが、いざ子どもがその時期に差し掛かってくると、親がかかわる比重が思いの外大きいことに驚かされます。時代といえばそれまでですが、当事者の実感から良くも悪くもさまざま考えさせられます。

 少子化によって子ども1人にかかる教育産業の供給の割合が大きくなっていくのを学校関係ですら感じますから、生き残りを賭けた塾や予備校、教育関係の業者はなおさらです。「親のサポート」という魔法の言葉で親心をくすぐり、親が拒絶しにくい状況を作ってくる。

 だから、ここは消費者の観点からも、賢く選ぶ必要があるのでしょう。

 娘が通い出して2か月の塾ですが、その親目線では概ね満足しています。塾に求めるものが何なのか、最初は漠然としていましたが、通い出して塾が提供する教育プログラム、メールや電話などの連絡ツール、カリキュラムの進捗を通して、この通塾が娘にとって無駄にはならないと感じます。

 

 当の娘は、相変わらずのんきです。のんきなのはある意味良さだとは思うのですが、もう少し勉強時間そのものを増やせないか、毎日少しでも、1時間でも問題集を進める習慣をつけてくれないか・・というのが娘を見ていて、私の喉から今にも出かかる思いです。

 塾で取っているのは今のところ英語だけですから、そこで娘が成果を実感できて、他の教科への取り組み方にも良い影響が伝播してほしいぞという作戦ではあるのですが。

元日はZoomで実家の家族と初顔合わせ

 2021年になりました。明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 例年とは違うお正月ですが、こんなお正月もありかなと思います。何だかんだ言っても、こうして生きていて、娘とともに新年を迎えられました。

 

 大晦日の夜は、自宅にいながらにして除夜の鐘の音は聴こえませんでした。除夜の鐘をつく寺が減っているのでしょうか。なんて今更感なことを、根拠はありませんが何となく思いました。だって、うちだってこうして家にいなければ、鐘の音が聴こえないことに気づかないわけですから。

 元旦は、Zoomで実家の家族とつながりました。画面越しに見える一年ぶりの家族の顔は、みんな見慣れた顔でした。特に変わりなく、元気そうで安心しました。

 

 三が日が明け、感染拡大のペースの速さに注目が集まっています。予想されたことであっても衝撃を受けます。

 そこで私の今年の抱負は、「自粛疲れに負けない」にしようと思います。自粛は誰のためでもない、自分のため、家族のためにするのです。負けるわけにはいきません。そして、気持ちは明るく柔軟に過ごしたいと思います。

 皆様が、新しい年を心穏やかに過ごせますよう、心より祈願しております。

除夜の鐘の音が自宅で聴こえるか検証してみる

 1歳の娘とともにこの地に移り住んでから、自宅で過ごす初めての大晦日の夜です。どこかの寺の鐘の音が聴こえてきたらいいなと期待しています。

 当ブログにお越しの皆様、気ままな更新にもかかわらず、いつもありがとうございます。皆様に読んでいただき、皆様の記事を読ませていただき、日々支えられています。

 新しく迎える年が、皆様と皆様のご家族にとりまして良い年となりますように、心からお祈りしています。

 これからもどうぞよろしくお願いします。